<気配り>
自身の不変の枠組みを主張していけば 評価のステージは 必ず上がる。
プライドにとらわれず、言いたいことを言う。
気持ちを曲げないで、伝えるべき相手に直接、伝える。
妥協や空気読みは一切、捨てていい。
「フレームを言う」というか、自分自身の不変の枠組みを、コミュニティのなかでしっかり提示すること。 それだけで、心労やトラブルは、だいぶ減るはずだ。
フレームの主張ができれば、みんなと気持ちを共有することはできなくても、おおむね人間関係はうまく回っていく。僕も小学校時代、吉田君とはケンカしたけれど結局、仲良くなった。
吉田君と仲良くしていれば、クラスのみんなも、僕をそれなりに特別扱いするようになった。
人間関係を打算して、吉田君と仲良くしたわけではない。
「フレームを言う」ことを丁寧に続けていたら、結果的に、そうなっただけのことだ。
言いたいことを言っていれば、そのときは鬱陶しく思われたり、誤解されるかもしれないが、いずれ評価のステージは、上がっていく。
その点、佐藤君は気の毒だった。
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