捨て本

好きなことをやり続けていると、勝手に友だちはできるのだ

ホリエモンがこれまで、何を捨て、その先に残った、本当に大切なモノとは?自身の半生を振り返った経験を元に指南する、“持たない頼らない執着しない” 新時代の「捨てる」生き方入門。堀江貴文の新著『捨て本』をcakesで特別連載!

<仲間>
優先されるのは正論ではない。
それで正しいことを言えなくなるなら「友だち」なんていらない。

小学生のとき、僕は柔道を6年間、習っていた。一応は格闘技の経験者なのだ。
 自分から習いたいと言ったわけではない。ある日、母親に「柔道に行く」と、一方的に車に乗せられ、柔道場に連れて行かれた。そこから6年間である。

 僕の意志も何もない。母親はおおかた、知り合いの誰かに勧められたか、男の子は柔道を習うものだと決めこんでいたのだろう。
 練習はきつくて、ちっとも楽しくなかった。自分から能動的に、やり始めたわけではないので当然だ。
 でも母親に練習のサボりは厳禁されていた。たまらず道場を抜け出したときは、めちゃくちゃ𠮟られた。
 親というのはどうにも理不尽だな……と、ため息が出そうだった。

 柔道については、何も思い入れがない。
 やるだけ損だったとまでは言わないが、本当にやりたくなかった。
 6年間も続けていれば普通は多少の興味が出てくるものらしいが、僕には少しも生まれなかった。
 自分からやろうとしていないものに、いくら時間を投じても、まったく気持ちは入らない。
 大人になってから、オリンピックで柔道の試合を熱心に見たりも、一切ない。
 柔道、嫌いだったなぁ……という感情を抱くのみだ。

 小学校時代は全体的に、つまらなかった。

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捨て本

堀江貴文

良くも悪くも、あなたの持ち物は重くなってはいないか。 大切にしていた「はず」のモノで、逆に心が押しつぶされそうになってはいないか。 だから、ビジネスも人生も「捨てる」ことからはじめよう。 ...もっと読む

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コメント

yutaka_banzai #スマートニュース 28日前 replyretweetfavorite

megamurara 「自然にできるのが友達」は、とても自然だなと思います。 約1ヶ月前 replyretweetfavorite

asnhpy 「孤独に悩んでいる人は、きっと性格の問題ではなく、やりたいこと不足なのだと思う。」堀江貴文さん⁦@takapon_jp⁩ 『 約1ヶ月前 replyretweetfavorite