モラハラ妻4タイプの〈よく使うフレーズ〉

妻との関係に疑問を抱きながら、どうしていいかわからず悩んでいませんか。夫婦問題カウンセリング8000件の実績をもち、「あさイチ」「バイキング」などメディア出演多数の夫婦問題カウンセラー・高草木陽光先生。ロングセラーの『なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか』に続き、好評新刊『心が折れそうな夫のためのモラハラ妻解決BOOK』から、4タイプ妻診断、付き合い方を特別公開! 第6回はモラハラ妻たちの「よく使うフレーズ」を徹底解説。

◉GPS型妻は、「みんなが言っている」と言う
マイペース型妻は、「普通は〜だ」と言う
上司型妻は、「だから」と言う
暴発型妻は、「ムカつく」と言う


人には、無意識に使ってしまう「単語」や「フレーズ」があります。貴方は、それらを意識したことがありますか?

実は、頻繁に使う言葉によって、その人の心根や本質が推測できます。また、周りの人に与える印象や影響も違ってきます。

ポジティブな言葉が口グセならいいですが、人によってはネガティブな言葉やフレーズが口グセのようになっている人もいます。たまに会う程度の知り合いや友達なら、それほど気になったり影響を受けたりはしないかもしれませんが、それがイヤでも毎日顔を合わせなくてはいけない〝妻〟だったら話は違ってきます。

相談に訪れたのは、ある企業で研究者として働いている裕太さん(仮名・36歳)という男性。妻こずえさん(仮名・33歳)は5カ月前に出産し、現在育児休業中とのこと。

実は、2年ほど前、結婚したての頃に裕太さんが同じ研究室の女性と食事に行ったことが妻に知られ、大騒動になったことがあるようなのです。いまだに妻から「女性とふたりきりで食事に行くのは浮気だ」「あなたが悪いと〝みんな〟が言っている」と責められるのが辛いとのことでした。それからというもの、妻の監視の目が異常なほど厳しくなり、窮屈な毎日を送っているとのこと。

そして最近では、子どもの育児方針について揉めることが増えてきたようなのです。

「頭のいい子に育てるためには、0歳からの英才教育が必要だ」とか、「子どもが泣いても、しばらく放っておいたほうが聞き分けのいい子になる」という情報を、妻がどこからか仕入れてきて実行しようとしているというのです。

そして妻からは、またあのお決まりのフレーズが……。「〝みんな〟が言っている」

子育ては、妻にとっても裕太さんにとっても初めての体験です。どうすることが「正解」なのかがわからないので、妻が不安になるのは理解できます。

ですが、「みんなが言っているから」という基準で物事を決められたり言われたりすることには、夫として納得がいかないようです。

このようにGPS型の妻にとって、「みんなが言っている」という〝みんな〟を巻き込むフレーズは珍しいことではありません。なぜなら、「自分軸が定まりにくい」、「子どもや家族に対しての思い入れが強い」という傾向があるGPS型にとって、〝みんな〟という言葉は、都合がいいからです。

その〝みんな〟とは友達なのか? テレビや雑誌からの情報を意味しているのか? 実際のところは、妻のみぞ知るわけですが。

「とにかくいまはこうしたい」という主張を貫き通すため〝みんな〟の力を借りるのです。それが、妻にとっての〝心地よさ〟なのです。

いっぽうマイペース型の妻の場合は、人の意見よりも自分の〝感覚〟に忠実なので、自分を基準としたフレーズが頻繁に飛び出します。

たとえば、「普通は〜でしょ」「基本的には〜だよね」というような言葉。その「普通」や「基本」が、自分を基準としていることがマイペース型にとっては〝普通〟なので、夫としては、腑に落ちないことだらけだったりします。自分とは違った意見に反論したり、自分の考えの正当性を主張するときに便利な言葉です。

たとえば「男だったら先に謝るのが〝普通〟でしょ」とか、「〝基本的に〟、先に気が付いたほうが片付けるものでしょ」など。このように、夫にとって理不尽なことも〝普通〟にされてしまうのです。

上司型の妻から頻繁に飛び出すフレーズは「だから」です。

「だから、最初から私の言ったとおりにすればよかったのに」

「だから、貴方はダメなのよ」

「だ・か・ら〜、何回も同じこと言わせないでよ」など。

頻繁に言われると、結構ヘコみますよね。

「自分は、これまで一生懸命、真面目に生きてきた」「自分は間違っていない」「反発せず〝いい子〟だった」というような思いが強い傾向にある上司型は、発する言葉にも「自分が正しい」というニュアンスが溢れ出てしまうのです。

また、上司型の妻には、物事を白か黒かハッキリさせたがる「白黒主義」の人も少なくないので、「要するに〜ということ?」とか「つまり、こういうことね」など、相手の言ったことを定義しなおす「要するに」「つまり」という言葉が口グセになっていることもあります。

目の前を歩いている女性が暴発型の妻だとしても、「あ、暴発型だ」と、他人がわかるはずがありません。しかし、少し言葉を交わすだけで、わかる場合もあるのです。

私のところには、夫婦そろって相談に訪れる人も多いのですが、「夫に暴力を振るってしまいます」と言う妻の見た目は、どこにでもいるオシャレないまどきの30代の女性だったり、控えめで上品そうな40代の女性だったりします。

しかし、彼女らの多くは、密室での夫に対する言葉遣いが乱暴になりがちで、感情的になりやすく、頻繁に発する言葉もネガティブです。

いままで「ぶったり蹴ったりしてしまう」という暴力的な女性をカウンセリングしてきて気付いたことは、「ムカつく」や「イラつく」という言葉をよく使う女性や、そういった感情になりやすい女性が多くいたことです。

また、普段から話題の多くが、誰かを批判する話だったり、いつも何かに腹を立てていたりする女性も、暴発型の妻になりやすい傾向がありますが、他人の前では優等生なので第三者が暴発型の妻を見分けるのは難しいかもしれません。

それぞれのタイプの妻が使いがちな「ネガティブなフレーズ」に着目してみましたが、貴方はどう感じましたか?

言われた側としては、決して気分が良いものではありませんが、ネガティブな言葉に対しては、サラッと流すのが一番の対処法かもしれません。

この連載について

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心が折れそうな夫のためのモラハラ妻解決BOOK 4タイプでわかる

高草木陽光

夫婦問題カウンセリング7000件の実績をもち、「あさイチ」「バイキング」などメディア出演多数の夫婦問題カウンセラー・高草木陽光先生。ロングセラーの『なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか』に続き、好評新刊『心が折れそうな夫...もっと読む

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