批評家ぶる相手は、「仲間はずれ」にしてこらしめる!

こっちが「よかった!」「楽しかった!」って感動してるのに、「それがどうしたの?」「わかってないなあ」などと、いちいち水を差してくる――。そんな皮肉屋を一発で黙らせる、痛快テクがあるんです!
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事を荒立てずに、困った相手をスパッと黙らせる、完ぺき&超かんたんな「言い返し方」を伝授します。

「◯◯軒のラーメン、おいしかったね! 並んだかいがあった」

「そうかぁ? スープに深みがなかったな。評判と味が見合ってないね」


「●●さんのプレゼン、すごい説得力だったね。さすがだよね」

「本気で言ってる? パワポでごまかしてるだけじゃん。すぐ騙されるんだから」


 こういう人、いますよね。

なにかというと、否定しなくちゃ気が済まない。こっちが「よかった!」「楽しかった!」って感動してるのに、「それがどうしたの?」「わかってないなあ」などと、いちいち水を差してくる。これでは楽しい気分が台無しです。

 もちろん、気に入らないなら気に入らないでいい。どう思おうが、それは個人の自由です。ただ、せっかくこっちはいい気分でいるのだから、せめて黙っていてほしい。

 そこでつい、突っかかってしまったりしませんか?

「ちょっと黙ってろよ」「そんなにマズイなら食べなけりゃいいじゃん」「それ、誰の受け売り?」「はいはい、私が悪かったですよ」……。

 するとどうでしょう? あっちはますます調子に乗ります。「いいや、言わせてもらうよ」「そっちが感想聞いてきたんじゃん」「誰のでもないよ。私の直感」「そんなこと言ってないじゃん、単に感覚が違うだけ」……。

 ああ言えばこう言う。こっちはますます興ざめ。それ以上しゃべる気もなくなります。

 では、こういう人たちには勝手にしゃべらせておくしかないのでしょうか?

 ぴしゃりと言ってやることは不可能なのでしょうか?

◆批評家気取りが巷に急増中

皮肉っぽい批評家気取りの人は「自分のセンス」を自慢したい人です。みんなと違う視点を持つ自分。それをアピールしたい。

 この「みんなと違う」というのがポイントで、みんなと違うことを言おうとするあまり、なんでもけなしにかかります。

 最近は、ツイッターなどのSNSが流行したおかげで、すべての人がこうした批評家になりつつあります。

 誰かをつるし上げる、悪口を書き込む、ケンカを吹っかける。そうすると炎上する。ますます注目が集まる。うれしい。生きててよかった……。

 批評家ぶりたがる人は、まさにこうした「ネットチンピラ」のようなものです。

 彼らはラーメンの感想をただ言い合うとか、プレゼンの成功を普通に祝うとか、そういう普通の会話ができません。というか、したくないのです。そんなことより自分のことを見てほしいのです。

こういう人の目的は「目立つこと」「注目を浴びること」ですから、あなたが肯定しても、否定しても、相手の思うつぼ。調子に乗ってますます批評してきます。

「ふん! そんなのブログにでも書いたら?」というイヤミも通用しません。「でもブログって所詮さ」と別の皮肉が始まってしまいます。

 最小限度の「へえ、そうなんだ」さえもよくありません。「え? 知らない? この〇〇軒はもともとさ、外食産業大手の□□グループが経営してるから、マスコミにも顔が利いて……」なんて講釈がはじまって、ウンザリです。

 あー、もう、イライラが止まらない。なんとかならないのでしょうか?

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五百田達成
徳間書店
2019-05-25

この連載について

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言い返す」技術

五百田達成

突然キレてくる人。怖いパワハラ。気持ち悪いセクハラ。顔を合わせれば悪口&陰口。 ――あなたのまわりにもいますよね、そんな困った人たち。 事を荒立てたくはないけど、言われっぱなしもイヤ。あっちに「すみません」と反省させ、こっちもスカッ...もっと読む

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