第8回】最新のメディア手法「データジャーナリズム」の無料オンライン公開講座がスタート!

メディアの今後を考える上で、「データ(ドリブン)ジャーナリズム」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?政府・自治体、民間企業などが提供する膨大なデータ、ソーシャルメディア上で飛び交う様々な投稿、スマートフォンから抽出される位置情報や購買履歴等、高速処理で分析・解析が可能になった「ビッグデータ」を活用することで、ニュースをより多角的に伝えようとするジャーナリズム手法の言葉です。


無料オンライン公開講座「データ・ドリブン・ジャーナリズムの基礎
(ナイト・センター・フォー・ジャーナリズム)

近年、メディアの今後を考える上で、「データ(ドリブン)ジャーナリズム」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

政府・自治体、民間企業などが提供する膨大なデータ、あるいはソーシャルメディア上で飛び交う様々な投稿、スマートフォンから抽出される位置情報や購買履歴など、高速処理で分析・解析が可能になった「ビッグデータ」を活用することで、ニュースをより多角的に分かりやすく伝えようとするジャーナリズムの手法を指す言葉です。

ただ、データジャーナリズムを推進するには、データ分析やビジュアライゼーションのスキルが必要不可欠とあって、日本においてはまだ、こうした専門的スキルを持った人材の育成や異分野の専門家とのコラボレーションが求められている段階であると感じています。

そうした中、先日申し込みが開始された「データ(ドリブン)ジャーナリズム」についての無料オンライン公開講座(8月12日~9月16日)はとても魅力的なプログラムだと思います。今回は、この講座を簡単に紹介してみようと思います。


Data-Driven Journalism: The Basics MOOC -Introduction to the Instructors
from Knight Center on Vimeo.

データ・ドリブン・ジャーナリズムの基礎」と題したオンライン公開講座は、テキサス大学オースティン校にある「ナイト・センター・フォー・ジャーナリズム」により提供されます。この分野の専門家5名による全5回の講義、課題文献のリーディング、ミニクイズ、オンライン・フォーラムでのディスカッションにより構成されています。

講師陣には大学の教授に加え、ニューヨークタイムズ、NPR、プロパブリカなど、先進的な取り組みで知られる主要メディアの専門家が登場します。オンラインで課題に答え、全コースを完了した参加者には修了証も授与されます。

ナイト・センターが主にジャーナリストを対象としたオンライン講座を英語で行ったのは実は昨年10月が初めてのことでした。その時に実施された「インフォグラフィックス&データ・ビジュアライゼーション入門」という2回の授業には、約140ヵ国から計7000人以上が参加しました。対象はジャーナリスト限定というわけではなく、興味があれば世界中の誰もが登録することができます。

今回の講座には、告知開始からたったの10日間(7/29時点)で、すでに約16,000人が登録しています。扱うテーマは、データジャーナリズムの定義、歴史から始まり、データの集め方、分析・解析ツールの使い方、ビジュアライゼーション(分かりやすく見せる手法)まで幅広く、まさに「データジャーナリズムの基礎」をコンパクトに学ぶことが出来る内容になっています。

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市川裕康

海外のメディアを日々ウォッチする筆者が、移り変わりが激しいグローバルなデジタルビジネストレンドをいち早くお届けします。

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