常識」を振りかざす相手には、「私は」で乱打戦に持ち込む!

なにかというと「そんなの常識だろ」のひと言で、こっちを否定しにかかる人っていますよね。およそ常識とは思えないことでも「常識」と言い張る。そんな「常識モンスター」に立ち向かうにはどうすればいいのでしょうか?
人気カウンセラー・五百田達成さんの話題の書籍『「言い返す」技術』をcakesで特別連載!
事を荒立てずに、困った相手をスパッと黙らせる、完ぺき&超かんたんな「言い返し方」を伝授します。

「そんなの常識だろ。考えるまでもないよ」──

「いまさらなに言ってるの? 常識的に考えたら当たり前でしょ」──


なにかというとすぐ「常識」のひと言を持ち出して、こっちの意見を否定してくる人、いますよね。

「新しいアイディアを出せ」「これからの時代は古い考えに縛られるな」などと口では言うくせに、実際にアイディアを出してみたら「いやー、さすがにこれは、常識的にありえないよ」と却下。これでは、やる気も失せます。

 つい「そんな常識、だれが決めたんですか?」と食い下がりたくもなります。 「新しいアイディアを出せって言ったじゃないですか」と突っ込んだり、「常識そのものを疑わないと」と真正面から立ち向かったり。

 ですが、そういった努力はたいていムダに終わりますよね。

「まだ若いな」と鼻で笑われたり、「限度ってものがあるだろう」とイヤミを言われたりして、さらに嫌な気分に。

 では、こうした「常識モンスター」に立ち向かうには、どうすればいいのでしょうか?

 なにか打開策はあるのでしょうか?

◆「常識人」は自分の頭で考えたくないだけ

なにかと常識を振りかざす人は、実は、単に自分の頭で考えるのを、サボっているだけです。

 考えたくない、考えるのがめんどう。だから、とりあえず「常識」という便利ワードにすがっている。

 そもそもの話、その常識がほんとうに正しければ、こちらも納得できます。

 ですが、こういう人の言う常識は、まずあてにならない。古い常識だったり、一部でしか通用しないルールだったりします。

こういった人たちが一番したくないこと、それが「議論」です。

「逆に、海外では常識です」「常識を打ち破らないと!」などと、正論をぶつけても、徒労に終わります。また、「調査ではいい結果が出てます」「先方とは話がついてます」など、外堀を埋めて説得するのも難しいでしょう。

 なぜなら、そんな意見に耳を傾け、いちいち自分の頭で考えるなんて、めんどくさくてしかたないからです。

「あー、うるさい、うるさい」と追い払われ、最後は「アイツはモノを知らない」と陰口をたたかれるのがオチです。決して、態度を変えてくれることはないでしょう。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

「言い返す」技術

五百田達成
徳間書店
2019-05-25

この連載について

初回を読む
言い返す」技術

五百田達成

突然キレてくる人。怖いパワハラ。気持ち悪いセクハラ。顔を合わせれば悪口&陰口。 ――あなたのまわりにもいますよね、そんな困った人たち。 事を荒立てたくはないけど、言われっぱなしもイヤ。あっちに「すみません」と反省させ、こっちもスカッ...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

Tweetがありません