わかる日本書紀① 神々と英雄の時代

お使いに行ってる間に崩御された天皇を追って【第十一代最終章】

ややこしい日本書紀をわかりやすく紹介した『わかる日本書紀① 神々と英雄の時代』から、日本の正史を学ぶ連載。

タジマモリと常世国(とこよのくに)の果物

九十年二月一日、天皇はタジマモリ(田道間守)に命じて常世国(とこよのくに)に遣わし、非時香菓(ときじくのかくのみ)※1を求めさせました。今の橘(たちばな)です。

九十九年七月一日、垂仁天皇は纏向宮(まきむくのみや)で崩御しました。百四十歳でした。

十二月十日、菅原伏見陵(すがわらのふしみのみささぎ)に葬りました。

翌年三月十二日、タジマモリが常世国から帰ってきました。持ち帰ってきたものは、非時香菓を刺し連ねた串八本と葉付きの実の枝八本でした。

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マンガ遊訳 日本を読もう わかる日本書紀1 神々と英雄の時代

村上 ナッツ,村田 右富実,つだ ゆみ
西日本出版社
2018-12-18

この連載について

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わかる日本書紀① 神々と英雄の時代

村田右富実 /つだゆみ /村上ナッツ

『日本書紀』は神代から第41代持統天皇の時代までを扱った日本最古の歴史書です。しかし本文は漢文、全30巻と長く読解は難しいため、正史ながら読んだことのある人はほぼいません。そこで、劇作家が書くわかりやすい文章と、親しみやすいキャラクタ...もっと読む

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