宗教って人を救うことはできても、病気を治すことはできません。

今回の相談者は、義母が"カルト"宗教にハマっているという女性の方。夫が母を好きにさせていることに不信感を抱いているようですが、幡野広志さんはどうこたえるのでしょうか?

※幡野広志さんへ相談を募集しています。専用フォーム(匿名可)からご応募ください。

主人の実家が、祖母の代からカルト宗教にハマっています。

その祖母はもう亡くなり、私はお会いしたことはないのですが大変熱心な活動家だったようです。

その亡くなった母の娘、つまり主人の母で私の義母に当たる方は現在ももうバリバリ現役の活動家。

事あるごとに活動に参加するよう連絡してきて、私も義理の妹たちもウンザリしています。

肝心の主人は所謂「3世」にあたり、団体としては会員の一部になっているようですが、一切興味がなさそうで、団体に関する知識もあまりなく、現在一緒に暮らしていても会員らしい生活習慣などは一切ありません。

私は、義母はまだ若いので、これから長い付き合いになるだろうし、勧誘や活動の誘い、関連物品の押し付けなどは一切やめて欲しいと伝えているのですが、主人は「母が死ぬまでは付き合う。自分の葬式の形式(祖母や母と同じ宗教団体特有のもの)で構わない。」と言います。
一切信仰心がないのにそこまで言い切れることに理解が出来ません。

自分の母の気持ちを尊重したいのはわかるのですが、妻である私の気持ちや私たち夫婦の子どもの将来は関心がないのでしょうか。

普段は優しく私にも子供にも愛情深く接してくれるだけにどうも腑に落ちません。

(N.I 25  女)

あなたのお義母さんがどこの信者さんなのかわからないから、断言していいのかわからないけど、そもそも多分それ「カルト」じゃないですよ。というか宗教をすべてカルトだとおもってない?

仮に、もしカルト宗教だとしたら、お義母さんはかなり理解のある人だとおもいます。もしくは旦那さんや妹さんが、あなたの尊厳と自由をあなたの知らないところで守っているんでしょう。

カルト宗教の熱心な信者さんだったら、息子の結婚相手が信者でない時点で大反対するだろうし、信者でない人と付き合った旦那さんを罵倒しちゃうんじゃないかな。あなたには入信することを結婚の条件にするだろうし、子どもが生まれれば入信させようとするでしょう。

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幡野広志の、なんで僕に聞くんだろう。

幡野広志

写真家・幡野広志さんは、2017年に多発性骨髄腫という血液のガンを発症し、医師からあと3年の余命を宣告されました。その話を書いたブログは大きな反響を呼び、たくさんの応援の声が集まりました。想定外だったのは、なぜか一緒に人生相談もたくさ...もっと読む

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コメント

dorian5963 宗教は対立や分断をもたらすから、人も救わないかもしれないな。「病人をみつけては勧誘してくる宗教者って、勧誘が目的だからレベルが低い」はその通り。  3ヶ月前 replyretweetfavorite

moimoi14630643 この考え方、素敵。 https://t.co/nZXr4UV6De 4ヶ月前 replyretweetfavorite

elba_isola |幡野広志 @hatanohiroshi |幡野広志の、なんで僕に聞くんだろう。 https://t.co/05sQ4V0Phn 4ヶ月前 replyretweetfavorite

i_kaseki 宗教の役割って、時代ごとに蓋然性の高い「… https://t.co/bIfBaW326f 4ヶ月前 replyretweetfavorite