※この記事には性的表現が含まれています。苦手な方はご注意ください。
今回お話を聞いたのは、「セックスよりも調教された方が先でした」と性の入り口からさく裂しまくりのMちゃん(35歳)。
SMの世界からスタートしたMちゃんにとって、初めての恋は呆気なかったようで…そこからあらゆる愛の形を探しに、いろいろな男性とお付き合いを重ねていくことに。
交際人数29人、紆余曲折なMちゃんの恋愛遍歴、取材してきました!
イラスト : 小鈴キリカ
お茶道の世界は、SMの世界につながっていた!?
——Mちゃんの、エロとの出会いはいつ?
M「小学校低学年の頃、理髪店でお父さんの散髪を待っている間に手に取った官能小説です。散髪台の鏡に映らないように、こっそり読んでました!」
——お父さんが髪を切り終わるまで、っていうタイムリミットね!
M「そうなんです!漢字が読めなかったんですけど、途中の挿絵を見たときに体に筋がピン!と通る感覚がして…。今から思えばあれが初めてイった瞬間でしたね…」
——挿絵で!!初体験はどうだった?
M「初体験よりも、飼い主ができたほうが先だったんです」
——いきなりビート上がったね!?
M「いわゆる、調教主ですね。セックスは無しで、ひたすら調教されてました」
——なるほど!!!飼い主とはいつどこで出会ったの?
M「大学1年生の時です。大学では茶道サークルに入ってたんですけど、ある日の活動で大きなお茶会に参加して。そこで隣に座った35歳の茶道家の方と意気投合しました」
——聞いたことのない展開が始まってる…
M「その後、彼が暮らす離れに案内されて、そこで『君は大人の世界をどれだけ知っているんだい?』ってSMの写真集を見せてもらって」
——お茶じゃなくてSMのお手前聞かれちゃったよ!
M「エロいビデオは見たことがあったけれど、SMの世界は知りませんでした。興味津々で写真集ガン見しちゃったんですけど、その反応がお気に召したようで…。無事に“飼い犬審査”に合格しました」
——キミ、みどころあるね。ってやつ〜〜〜〜!
M「飼って頂くときは、飼い犬ネームをつけて下さるので、その日から私の名前はなくなりました(笑)」
——ワロタ、千と千尋じゃん!
M「私の飼い犬としてのデビューの場は、飼い主たちの交流会でした。そこで飼い主たちは『これがうちのです』って自分の飼い犬を紹介しあうんです」
——世界観のクセつよすぎてワロタ
M「紹介された飼い犬の中に、とてもかわいい女の子がいて。仲良くなりたいなあと思って、連絡先を聞いて親睦を深めました。のちに自分の飼い主に許可を取って、その子と付き合ったこともありました」
——情報の洪水で、処理追い付かないわ!!
ぬりいよ!お前のセックスはぬりいんだよ…!飼い主からの旅立ち
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