今日は新宿、明日は上野——都内韓パブを東奔西走するスギナミだが、夜ごと、財布を薄くしながら発見したことが一つ。東京人と大阪人の気質が違うように、韓国人も出身地によって性格、遊び方に差があるということだ。
都会的で、デートにもサプライズ(照明が消えた瞬間に抱擁するような)を求めるソウルの女に対して、ミーティング(合コン)はきまって体育会ノリで、「ワショラ、ワショラ(一気、一気)」の大合唱が鳴りやむことのない釜山娘。口説けるはずもない韓国語学習に限界を感じていたスギナミにとって、楽なのはやはり後者……ってなわけで、夏の“男旅”の目的地を釜山に設定。往復1万8000円のLCC「釜山エアー」に乗り、成田から一路、釜山を目指した。
金海空港からタクシーで30分。“アジア最大規模の魚市場”との誉れ高き釜山港のチャガルチ市場で新鮮魚介類に舌鼓を打った後、早速、南浦洞にあるバー『O』へ。こちらのお店は、女性がカウンター越しに接客をする、日本のガールズバーに近いスタイルだ。
密着度をアップする韓流ゲームの妙味
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