京都の放火事件が起きて、世間からの誤解に怯えています

先週京都で起きた痛ましい放火事件。あまりにも凶悪な事件だったため、犯人の素性について流れてきた情報を目にして、怯えているという今回の相談者。世の中の理解を得づらい病を抱える相談者に、幡野広志さんはなんと答えるのでしょうか。

※幡野広志さんへ相談を募集しています。専用フォーム(匿名可)からご応募ください。

幡野さんの嘘がない率直な意見に目から鱗が落ちるような気持ちになったり
涙を流して救われるようなこともあります。
いつか幡野さんに聞きたいと願っていた質問をさせてください。
幡野さんと同じ八王子に住んでいて勝手に親近感を覚えています。

私は精神疾患があり辛いです。
24才の時に統合失調症になって通院をしながらなんとか生きいます。

京都でおきた放火の事件で犯人が精神疾患があると報じられ
世間からの誤解に怯えています。
私は現在は働いていますが職場の人間には病気のことは言えませんし友人などにも伏せています。
病気のことを伝えるとみんな私から距離をとってしまい
恋人にも振られてしまったので結婚にも希望が持てません。

孤独を感じて生きている意味がわからなくなります。
犯罪者予備軍のように世間から見られることが辛いです。
親も私の病気を私の親族にも去年結婚した妹の親族にも隠していて
誰も私のことを理解してくれません。

幡野さんは精神疾患の人をどう思いますか? 私のことをどう思いますか?怖いですか?

(匿名希望 29才 女)

ちょうど一年ぐらい前、妻と息子が八王子駅で買い物をしているときに、50代ぐらいの女性にとつぜん怒鳴られるという一件がありました。

驚いた妻は息子を抱っこしてその場から逃げたのですが、転倒のリスクもあり、幼児を抱いた女性が足早に走れるわけもなく、10数分間にわたって背後から罵声を浴びせられ続けたそうです。

女性を振り切って自宅に帰ると安心したのか、涙を堪えていた妻もボロボロと泣いていました、妻にとっては怖いおもいをして、息子にとっても不安を感じる一件でしたし、ぼくはその女性に対して怒りを覚えました。

この出来事から半年後ぐらいたち、ぼくが家族をのせて車を運転しているとき、妻がその女性を見つけました。

女性の視界に入らない場所で、家族の安全を確保しつつ、もしも何かあれば助けを求められる場所に車を止めて、ひとことラップバトルでも仕掛けてやろうとおもい、ぼくだけ車から降りて女性に近づきました。

まわりくどくいいましたけど、すこし離れたコンビニに止めて、ひとこと文句をいいにいきました。

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幡野広志の、なんで僕に聞くんだろう。

幡野広志

写真家・幡野広志さんは、2017年に多発性骨髄腫という血液のガンを発症し、医師からあと3年の余命を宣告されました。その話を書いたブログは大きな反響を呼び、たくさんの応援の声が集まりました。想定外だったのは、なぜか一緒に人生相談もたくさ...もっと読む

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コメント

pp190723 納税をするように、皆で変えていく https://t.co/V04eJVexpE 28日前 replyretweetfavorite

onchiro34 いろんな人に読んでほしいなぁ… 28日前 replyretweetfavorite

latitudinous https://t.co/BGt941UpzK 28日前 replyretweetfavorite

nitocito 優しい文章。 幡野さんが当事者やその家族になる可… https://t.co/dN3NeBlbTO 29日前 replyretweetfavorite