ブスの自己PRは禁止!

「自分のことをアピールしたい」「自分をよく思ってほしい」「自分を知ってほしい」。
初対面の人に抱く、自然な感情である。
でも、ブスがそれをやって、うまくいったためしがないという田村さん。
今回は「自己PR禁止論」を力説!

ブスの作業17 自分の話は簡潔に具体的に
注:本連載開始から「読者が実際に手と頭を動かす箇所」として、「ブスの作業」を提示している。「ブスの作業1~15」を読みたいあなたは、前回までの連載を見てネ。

初対面の人との会話のなかで、もしも相手が自分に質問してくれたら、結論を先に言おう。

「趣味はなんですか?」と聞かれたら、

「私、音楽が好きで、特にミスチルが好きで、ミスチルの『終わりなき旅』から入ったんですけど、そこからミスチルにはまって、ファンクラブに入って、いまは、年に1回ライブにも行くようになったんです」

ではなく、結論は年に1回ミスチルのライブに行くことなんですから、

「ミスチルのライブに年に1回行くことなんです。行けない年もあるんですけど」

でいいんです。  
あとは、相手から「どの曲が好きなの?」「いつから好きなの?」と聞かれたら、簡潔に答えればいい。短いキャッチボールが大事なのだ。

話の長いブスという印象は最悪だ。

相手の求めていることを簡潔にこたえ、あとは質問していただく。なので、質問しやすい、会話が続きやすい共通の話題がベスト。趣味を聞かれて、

「古本が好きなんですけど、なかでも古本屋さんの目録を眺めるのが好きで、月の輪書林さんの目録構成は神だと思ってます」

と、マイナーかつマニアックな事柄をこたえるのは最悪である。  
話題の最大公約数を意識してほしい。ウソをつく必要はないが、自分のなかのもっともメジャーなチャンネルを探すのだ。

しかし、先ほどのケースであっても、ミスチルを知らない可能性がある。

「ミスチルかー、あんまりくわしくないなあ」

と言われたら、

「そうでしたか。男性はあまり聴かないかもしれませんね。音楽は聴かれますか?」

とミスチルを聴かない相手を肯定し、むしろ質問をする。ここで、間違いなのが、ミスチルを知らない人にミスチルのよさを力説すること。

相手がミスチルについて教えてくれと言ってきたら話してもいいが、初対面の合コンである。知識をひけらかすのではなく、コミュニケーションを円滑に進めることが重要。楽しく会話を続けるよう臨機応変に進めていこう。

「このブスとは会話が続くなあ、居心地がいいなあ」という印象をつけることが最大の目的だ。


ブスの 作業18  自己PR禁止論を唱和する

合コンでの目的は、自分を知ってもらうことではない。  
この場を離れても会いたい、と思ってもらえるような印象をつくること。  
次の標語を、合コン前に、メンバーみんなでご唱和ください。

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ブスのマーケティング戦略

田村麻美

税理士、大学院生、一児の母、そしてブスである田村麻美さんによる、「ブスが幸せな結婚&ビジネスでの成功」をかなえるための戦略論。誕生から、受験、処女喪失、資格取得、就職(即退職)、結婚・起業するまでの物語を赤裸々に記した半生記と、結婚・...もっと読む

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