クラフトビール業界に風穴 ベストビアジャパンの挑戦

人力車の車夫、IT雑誌編集長など、ユニークなキャリアを経てクラフトビールに参入したベストビアジャパンのローゼンバーグCEO。ITで21世紀のビールを造ると意気込む。

ベストビアジャパンCEOのピーター・ローゼンバーグ氏。
「ビール好き?」と書かれたTシャツにビールへの情熱が込められている

 日本にはクラフトビールメーカーが300以上もあり、年10%超で市場は伸びている。いずれ必ずインフラが必要になってくる──。

 クラフトビールベンチャーのベストビアジャパンCEOのピーター・ローゼンバーグ氏は、そう確信して起業した。もともとビールが好きだったこともあるが、「今このタイミングで起業しないと5年後に後悔する」と思ったという。

 彼には明確なロードマップがある。ゴールは「ITで21世紀のビールを造る」こと。10年で海外に進出し、20年で工場・流通工程を完全自動化する。そのゴールに向けて必要になるのが、データの蓄積だ。まずは、流通のデータ、オーダーメードビールのレシピのデータ、ビールの評価データを集めるところから始まる。

 どこでどんなビールがどのくらい売れているのか、どんなテイストのビールが好まれるのか、どう評価されているのか。そうしたデータを基に「いずれは日本を代表する新しいビールを造りたい」と将来を見据える。

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