ジョブマッチングって、だれでも使えるの?
ジョブマッチング。
恥ずかしながら、子どもの就活ではじめて知りました。職種のすり合わせみたいなものかと思ってたのですが、企業の部門ごとの採用のことだったんですね。
大きなメーカーですと、さまざまな部門があります。 航空機部門、発電機部門、エネルギー部門、金融部門など、部門ごとに求められる専門性が変わりますので、部門の人事担当者やエンジニアが直接、学生の面接に当ります。 航空機部門なら航空工学専攻や機械科、エネルギーなら化学や地質学専攻の学生、金融なら金融工学履修者となります。
選考が進みますと、部門のトップによる技術面接がおこなわれます。技術面接を通過しますと、ジョブマッチング(以後、JM)が成立したということで、ほぼ内定になります。おもに理工系の学生対象におこなわれてます。
理工系のJMは、もれなく技術面接付きですが、もっとゆるいJMの使われ方もあります。優秀な学生を早期に囲いこむための早期選考を、「JM面談」といいかえる場合です。
地方の事業所のJM面談で採用された場合は、そのエリアでの就職が条件となってます。早期選考を目的としたJM面談ですと、希望通りの部署への配属がかなうかどうかは微妙です。
ジョブマッチングを受けるには?
JMを受ける方法は、主に2つあります。サマーインターンに参加する場合と、理工系学生が部門別採用(職種別になっている場合もあります)にエントリーする場合です。
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