黒ラベルのブランドに磨きをかける

【インタビュー】
髙島英也(サッポロビール社長)

たかしま・ひでや/1959年福島県生まれ。82年東北大学農学部卒業後、サッポロビールに入社。2007年仙台工場長、12年北海道本部長、15年ポッカサッポロフード&ビバレッジ専務執行役員。17年1月より現職。

 今は確かにビールに逆風が吹いていますが、あまり下を向く必要はないと思っています。「サッポロ生ビール黒ラベル」は142年の歴史に支えられ、世界に冠たるオンリーワンの商品です。原料栽培からこだわっているものづくりを徹底的に磨くこと。ブレずにここに注力し続けます。

 黒ラベルは2015年の期中にリニューアルしました。サッポロ独自の「うまさ長持ち麦芽」を増量し、黒ラベルならではの「麦のうま味と爽やかな後味のベストバランス」にさらに磨きをかけています。おかげさまで4年連続売り上げアップを達成できそうですし、特に缶ビールは10%に近い増加です。

 10年にテレビCMで始めた「大人の☆生」シリーズは、20~30代の若い人に支持されています。俳優の妻夫木聡さんがさまざまな分野で活躍する人に話を聞く内容ですが、実はあれは台本がなく、3時間なり4時間なりのフリートーキングを編集して作っているんです。だから本音で語ってくれている。

 あの世界観に共感していただき、今まで黒ラベルを飲んだことのない人たちに手に取ってもらえるようになっている。「おいしいね」ということを体験してもらえるようになりました。

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