自分の家の冷蔵庫の中にある食材などを全部出してみると、誰でも「こんなにたくさん入っていたの!? 」と驚くことでしょう。
安売りだからとまとめ買いしたもの、流行りだからと買ってはみたものの1回しか使わなかったもの、冷蔵庫の中で迷子になり、いつのまにか賞味期限切れになったもの。
そんなものたちを捨てるときは、「ムダ遣いしてしまった」と心が痛むでしょう。
でも一度冷蔵庫の中をきちんと整理して、自分の買い物のクセを知れば、二度と同じ間違いはしなくなるハズ。また冷蔵庫の中を徹底的に片づけて、しまい方・保存法のルールを決めてしまえば、あとはラクチン! ルールに従って、それぞれの定位置に置くだけでより使いやすくなるし、食品ロスも減ります。
食品の寿命を延ばすため、買い物から帰ったらすぐに仕分け&下ごしらえをしましょう。そしてすぐ使う予定のないものは、できるだけ冷凍保存を。
私は「毎週金曜日は冷蔵庫の中の食材を使い切る日」と決めて、すべてのものを出して、消費期限や賞味期限をチェック。期限切れが近づいているものを使って、献立を考え、食品ロスを防ぐように心がけています。そしてものを出したついでに冷蔵庫の中をふきふき〜!
みなさんもぜひやってみてください。天使が住みつく冷蔵庫になりますよ。
買い物に行く前に、必ず冷蔵庫に挨拶をしましょう。
ドアを開けて「いつもありがとう〜」と感謝しながら、冷蔵室、冷凍室、野菜室、チルド室に何があるかを確認するのです。そしてスマホや携帯で撮影して記録!
入っているものをメモするのはめんどうだし、全部覚えるのなんてムリですものね。
挨拶をしたときに「余っている食材を使って、どんな料理が作れるか」「余っている食材にどんな材料を足すとどんな料理が作れるか」を考えるクセをつけるのもおすすめです。
「料理のレパートリーが少なくて、思いつかない」という人はインターネットを活用して。たとえば「キャベツ」などの食材名を入れれば、いくらでもレシピが出てきますよ。
余分な買い物をしないためには「セール」「特売」などの誘惑に負けないことも大事。
悪魔が住みついている冷蔵庫は、「安いから、とりあえず買っておこう」とむやみやたらに買ったものたちでパンパン!
安いからと買ったものは、「必要だから買った」わけではないので、期限切れになりがちです。
買い物メモを作るのも、食品ロスを生み出さないためには大事ですね。
基本的なことですが、お財布にたくさんお金を入れて行かない、カードで買い物をしないのも冷蔵庫すっきり&節約のコツです。
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