先日、原宿の近くにあるイベントスペースの前を通りかかったところ、とても微笑ましい光景を目にしました。10台以上のベビーカーが留まっていたので「ママさんたちが大勢集まっているのね」と思いながら通り過ぎようとしたとき、中からゾロゾロと、子どもを抱っこした外国人男性が出てきたのです。どうやら、ママと子どものイベントではなくて、外国人のパパと子どものイベントのようでした。日本人のパパたちも、子どもと一緒に参加できるイベントに興味をもってくれる人がもっと増えたらいいのに……、と感じた瞬間でした。イベントに参加して「パパ友」ができれば、情報交換しながら新たな発見もあるのではないでしょうか。
「三食昼寝付きなのに何がそんなに大変なの?」と言う夫
結婚しても仕事を辞めずに働きつづける女性が確実に増えてきています。また、子どもが生まれてからも、1年と待たずに職場復帰する妻も多く、いまでは昔とは違い、共働き夫婦が当たり前となりつつある時代です。
そうなると、家事や育児の大半を妻一人で担うことに、当然ムリが生じてきます。しかし、思うように夫の協力が得られていないのが実際のところです。
働くママにかぎらず、育児ストレスを抱えた新米ママからの相談も増えており、家族の協力はもちろんのこと、社会全体でのサポートを、もっと真剣に考えていかなければいけない時代でもあると感じています。
「オマエはいいよな、毎日子どもと遊んでいればいいんだから」