第19回:投資の極意その1 分けて、散らす!

どんな人でも長く続ければ成果が出るのが投資です。「一攫千金ではなく、負けない」ことがポイントですが、そのための4つの極意のうち、まずは1つめをお伝えします。投資をしたことがない人、元本割れが怖い人、貯金を目減りさせずに守りたい人、必読! 6月刊行「年収200万円からの投資生活宣言」からご紹介します。

ヨコヤマ式投資生活
極意その1:分けて散らす!


それでは、今週から投資生活のキホンを1つずつお伝えしていきましょう。

今、本書をお読みのみなさんは、投資初心者さんだと思います。
今まで、損するのがイヤで投資なんて検討したこともなかった、忙しくて投資に向き合う時間や労力がなかった、など理由はさまざまでしょう。
ですが、おそらく「慎重」な方々なのではないでしょうか?

実は「慎重な姿勢」(臆病な姿勢と言い換えてもいいかもしれません)は、投資の世界では非常に大切なポイントなのです。

「すべてのタマゴを1つのかごに入れるな」という、アメリカの有名なことわざがあります。
集めたタマゴをすべて同じかごに入れて運ぶと、万が一かごを落としたときにタマゴ全部がダメになってしまう危険性があるので、いくつかのカゴに分けて運びましょう、ということですね。  

要は、「1つのことにすべてを賭けるな」。

「投資」においては、まさにこれが大切になってきます。
なぜかというと、1つの金融商品に集中するとそれがコケたとき、損してしまうからです。
ですから、いつ転んでもいいように、なるべくかごを多く分けて持ったほうがいいわけです。
投資でも同じです。

食品メーカーB社の株だけを持っている加藤聡さん(31歳・会社員・独身)。
B社の偽装問題という不祥事が明るみに出て、ある日突然値が下がり、あれよあれよと言う間に上場廃止となってしまいました。
残念ながら、株式は無価値、紙切れ同然です。


このような事態を避けるため株と債券とMMFと、さらに日本だけでなく外国も、というようになるべく種類を分けて投資のための資産を持つことを「分散投資」といいます。

ちょっと話はズレますが、慎重で安全志向という美徳を持つ日本人は、投資というマーケットに実はとても向いているのではないか、と私は常々感じています。
大胆な手を打つ投資家は一時的に成功することがあっても、いずれ大コケする運命にあります。
慎重だからこそ「分散投資」の大切さを深く理解できる私たちは、投資マーケットでもしぶとく生き残っていけるのです。
話を元に戻しましょう。

では、どのように分散させていけばいいのでしょうか。

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横山光昭

家計が毎月赤字でも収入が少なくても、お金は必ず貯められます!NHKあさイチでも紹介されて話題沸騰の家計再生コンサルタント横山光昭さんの新連載。90日貯金プログラムや「ショー(消費)・ロー(浪費)・トー(投資)」による使い方など一生モノ...もっと読む

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