ストレスを解消するために、動物を飼って、責任をもって世話をする

「敏感気質(HSP/HSC)」の第一人者・長沼睦雄先生が10代(と、そして大人)に贈る、心の疲れをラクにする方法。朝起きると「また一日が始まる」と、どんよりした気分になっていませんか? 人間関係、勉強、家族、容姿…ストレス社会で生き延びる技術を紹介します。『10代のための疲れた心がラクになる本』をcakesで特別連載!(毎週火曜・金曜更新)

人間以外に目を向ける

 なぜストレスに苦しむのか、そこにはいつも「人」がかかわっています。人と比べてどうだとか、人に何かされるとか、人間はひとりでは生きていけませんが、たえず人とのかかわりがあるために、ストレスも生じるのです。
 ですから、ストレスを解消するために「人間以外のものに意識を向ける時間をもつ」のもひとつのやり方です。
 たとえば、動物と触れ合う。ペットと過ごすことは気持ちがいやされますよね。犬でも、猫でも、ウサギでも、鳥でもいい。動物を飼って、世話をすることをお勧めします。
 自分の気が向いたときだけ「かわいい、かわいい」と相手にするのではなくて、ごはんをあげたり、排泄の世話をしたりと、きちんと面倒を見てあげましょう。
 動物を飼うということは、責任をもって世話をしてあげなくてはいけないということです。ごはんをあげるのを忘れたら、弱って死んでしまいます。
 自分のことだけに心を悩ませるのではなく、世話をする対象がいることは、自分だけの閉じた世界から一歩外に出た視点をもつことになります。
 自分がどんなにかわいがっても、それが伝わらないこともあれば、やってはいけないといくら言っても、困ることをすることもあります。それを引き受けていくなかで、自分には自分の都合があるけれど、相手にも相手の都合があるということに気づかされます。それは動物だって、人間だって同じ。相手の立場や相手の都合ということに目を向けられるようにもなります。
 動物の世話をすることは、そういう理性を育んでくれるのです。
 世話をするためには、自分の生活のリズムも整えていく必要があります。犬の散歩に行くのは、日ざしを浴び、外の空気を吸うことになりますから、体内時計の調節にもつながります。

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10代のための疲れた心がラクになる本

長沼 睦雄

「敏感気質(HSP/HSC)」の第一人者・長沼睦雄先生が10代(と、そして大人)に贈る、心の疲れをラクにする方法。朝起きると「また一日が始まる」と、どんよりした気分になっていませんか?人間関係、勉強、家族、容姿...ストレス社会で生き...もっと読む

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