長袖を半袖に、着ないパンツを短パンに。あらゆることが実現できる”リメイクの世界”

MBさんの連載、今回は「リメイク」のお話です。リメイクといわれてもピンとこない方、ハードルが高そうに感じる方、いると思いますが、実は今リメイクのデザインがブームになっているんです。気軽にできるリメイクやリメイクアイテムをご紹介いたします。

「MBのおしゃれ人生相談」では質問を募集しております。専用フォーム(匿名可)からご応募ください。Q&Aは毎週更新されるMBさんのnote内でも人気のコーナー、そちらもあわせてぜひ購読してください。

Q.リメイクアイテムはだれでも作れるの?
ペンネーム:Yasuxxx
いつもお世話になっております
結構前になりますがMBLRで 【リメイク】ドッキングスウェット をお見かけして、すごくかっこいいと思いました。
MBLRでは再構築した古着を出品されていますが、私でもお直し屋さんなどで頼めば作ってくださいますか?
また、再構築する古着の組み合わせで意識されていることはありますか?

ありがとうございます。私がバイヤーやプロデュースを手がけるセレクトショップ「MB LOCKER ROOM」ではリメイクアイテムをいくつか展開しています。

基本的にはリメイクは、古着の古めかしいシルエットを現代風に直したものだったりしますが、たまにこうしたドッキングデザインの、遊んだリメイクモノも作っています。興味があればぜひご覧ください。毎晩21時に新作がUPされております。

ここ最近はリメイクデザインブームで、あらゆるブランドでこうした商品を見かけます。今回はそのトレンドの背景を解説しましょう。

参考アイテム


UNITED TOKYO シャツドッキングスウェット - ZOZO

リメイクデザインというトレンドは、「脱ノームコア」の流れにあります。ここ数年、長らくシンプルな日常着がトレンドでしたが、その反動で最近は「装飾的な着こなし」が注目されています。

「装飾的な着こなし」と言うとド派手なファッションを想像して「俺にはそんなの無理だ」と抵抗感が出ちゃうかもしれませんが、そうじゃありません。ファッションのトレンドはいきなり180度別の方向に向いたりしません。少しずつ少しずつ浸透するように方向が変わっていくのがファッションなのです。

例えば80年代のバブルな着こなしから、90年代のスケータースタイルにいきなり方向転換したわけではなく、少しずつ少しずつ「なんか俺たちの肩幅広すぎねーか??」と違和感を覚えて価値観が変化し、80年代バブルのオーバーショルダージャケットが廃れていったのです。

同じように今は、シンプルな着こなしからの離脱が少しずつ始まっており、3年前までは「白Tにデニムがなんだかんだ一番良くね?」だったのが「白Tにデニムだけだと、良いんだけど……なんかちょっと地味かも」くらいに変化しているわけです。

言葉で表現すると「装飾」としか言えないのですが、「ごちゃごちゃと色とか柄とか小物とか足していこうぜ!」というトレンドではありませんので誤解なく。ファッショントレンドは「来年急に変わる」なんてのはほぼありません。

デザインの話に戻りますが、リメイクやドッキングも「あまりにも派手なリメイクデザイン」はまだ嫌われており、「ナチュラルなドッキング、ナチュラルなリメイク」が好まれています。


【リメイク】ドッキングシャツスウェット - MBLR

こちらも一見するとスウェットにシャツを重ね着している様ですが、実はシャツを縫い合わせてあるドッキングデザインです。


【リメイク】ドッキングスウェット - MBLR

こちらも袖とボディでドッキングさせていますが、あまりにも派手な切り替えにならないように同系色で合わせています。

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