あなたが苦しいのは、あなたがやりたくなかったことをしているから

夫や親に頼れず、ひとりで2歳半の子どもの育児をしている女性からの相談。あまりの辛さに自分の気持をコントロールできず、「ほぼ虐待」をしているという相談者に、幡野広志さんは何と答えるのでしょうか。

※幡野広志さんへ相談を募集しています。専用フォーム(匿名可)からご応募ください。

子育てが辛いです。

2歳半の息子を育てていますが可愛いと思えません。
言うことを聞かなくて毎日怒鳴る日々です。
発達は問題なさそうですが、育てるのが辛いです。
主人も母も頼れません。

だめと言ってもしている、やめてと言ってもやめない、周りに迷惑がかかるから怒ってやめさせようと思ってもふざけて全然聞かない、ごめんなさいと謝れない、3歳までに気持ちの面で落ち着かせてあげないとと思ってますが、私の気持ちのコントロールができず、すぐ怒鳴りつけてしまいます。もうほぼ虐待です。

ママ友とのトラブルや、主人との関係があまりよくないことなど、色々なストレスが、全部子供へいってしまってるんだなと思いますが、抑えられません。気持ちが穏やかでいれる日がありません。
一時保育も利用してますが変わりません。
寝かしつけが終わって寝顔をみながら毎日後悔です。
どういう気持ちで毎日過ごせばいいのか、どうしたらいいのかわかりません。
よろしくお願いします。

(もちこ 35歳 女)

新しい書籍を出してから1ヶ月とすこしがたちました。反響がたくさんあって、メールやツイッターのDMにおおい日で1日に100通ほど感想が届きます。(仕事に支障がでてるので、なるべくDMでお願いします)

本の内容はアンパンマンのマーチのような「自分の人生、好きなことをして生きましょう」という3歳ぐらいでいわれるような当たりまえのことです。なにがきみのしあわせで、わからないまま終わる生き方なんて、そんなの嫌でしょ?

しあわせの価値観というのは人それぞれなんだけど、なぜか自分のしあわせの価値観を人に押し付けてしまうんですよね。しあわせの価値観を一番押し付けてくるのが、親だったります。子どものしあわせに向かって親が伴走するならいいんだけど、子どもの首に縄をつけて親が引きずりまわしていれば、子どもは自分のしあわせを捨てて、親の顔色をうかがうだけです。

たくさん届く感想に目を通していると、自分の毒親との現在の関係性や過去の体験談を、堰を切るように綴る方がとてもおおいです。

なかにはもうすぐ自殺をするけど親に資産を渡したくないから、ぼくに全財産を受け取ってほしいというものだったり、ぼくに寄付や活動を協力してほしいとお願いしてくる団体もいます。本当にいろんな人がいます。

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幡野広志の、なんで僕に聞くんだろう。

幡野広志

写真家・幡野広志さんは、2017年に多発性骨髄腫という血液のガンを発症し、医師からあと3年の余命を宣告されました。その話を書いたブログは大きな反響を呼び、たくさんの応援の声が集まりました。想定外だったのは、なぜか一緒に人生相談もたくさ...もっと読む

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コメント

bryan____mills https://t.co/Rv9SYn5u4v 4ヶ月前 replyretweetfavorite

tirby_k “本当にマジでヤバい毒親って、子どもを虐待しても罪悪感を微塵も感じないですよ”… https://t.co/xHBFnCHhEO 4ヶ月前 replyretweetfavorite

aska04170166 #スマートニュース 4ヶ月前 replyretweetfavorite

nazenazeboy 毒親の特徴は、自分が毒親である認識がありません。うすうす感じていましたが、いまは確信に近いものを感じています。価値観を固めた親が改善をしたり、子どもに歩みよることが難しく、子どもが耐えるという構図になっているのだとおもいます。 https://t.co/MLtPBjQOcm 4ヶ月前 replyretweetfavorite