連鎖する貧困#7】INTERVIEW 意欲の格差解消へ供給サイドに投資せよ

政府が打ち出した幼児教育や高等教育の無償化は、教育格差の解消にどれだけの効果があるのか。著書『「学力」の経済学』などで幼児教育の重要性を指摘している中室牧子・慶応義塾大学准教授に聞いた。

 政府が打ち出した幼児教育や高等教育の無償化は、教育格差の解消にどれだけの効果があるのか。著書『「学力」の経済学』などで幼児教育の重要性を指摘している中室牧子・慶応義塾大学准教授に聞いた。

── 幼児教育の無償化をどう評価しますか。

 この政策はちょっと意味がわからない。私は幼児教育が大事だと言っているが、タダにしろと言ったことはない。日本では5歳児の入園率は95%を超えているため、世帯が払っているものを国が肩代わりしても社会的な追加リターンはゼロに近い。

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