知られざる外食の舞台裏

【リンガーハット】厨房から「中華鍋」と「包丁」が消えた
【スシロー】ネタ乗せとカットだけは「人の手」


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 かつてちゃんぽんは、強い火力のガスこんろで、重い中華鍋を振って作った。熟練者とそれ以外とでは味に大きな差が出たものだ。

 長崎ちゃんぽん専門店であるリンガーハットの現代の厨房には中華鍋を振る姿がない。中華鍋も包丁もない。誰でも同じ品質のちゃんぽんが作れる独自システムを開発し、全店に導入したからだ。

 中華鍋に代わるのは、自動で回転する大鍋と、小さな片手鍋。まず具材の野菜を回転鍋に投入し、一定時間たったら取り出す。それを麺などと共に片手鍋に入れ、鍋をIH調理器の上に置く。

 鍋はベルトコンベヤーのように調理器の上を自動で移動。調理器から押し出されたら調理完了。後は人の手で盛り付けて完成だ。

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ダイヤモンド社; 週刊版
2018-11-12

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