早い、安い、旨い」で勝てぬ牛丼より「生産性」で商売する

【インタビュー】
河村泰貴(吉野家ホールディングス代表取締役社長)
かわむら・やすたか/1968年生まれ。大阪府出身。93年現吉野家HD入社。12年より現職

 当社は「早い、安い、旨い」を価値として提供し続けてきました。

 しかし、「早い」を求める客はもう吉野家には来ません。本当に忙しい人は、コンビニでご飯を買ってオフィスで食べていますから。

 「旨い」についても、味には特許が取れないため、小回りが利く小型店にすぐにまねされます。「安い」についても、寡占化して価格決定権を持たない限り、規模の効率性ではもはやもうかりません。

 おいしいだけの牛丼を一生懸命作る時代はもう終わったと私は思う。むしろ、今まで積み上げてきた資産の中に価値が眠っている。

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週刊ダイヤモンド 2018年11/17号 [雑誌]

ダイヤモンド社,週刊ダイヤモンド編集部
ダイヤモンド社; 週刊版
2018-11-12

この連載について

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お得×旨い×テック 外食〈新〉格付け

週刊ダイヤモンド

IT・テックで外食産業が激変している。「早い、安い、旨い」に行き詰まる外食企業にとっても、「早い、安い、旨い」を求める消費者にとっても、テックは武器になる。中でも強力な武器である携帯電話の「外食アプリ」を格付けし実力を評価。さらに店舗...もっと読む

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