LIFE SHIFT リカレント編#13】INTERVIEW④リカレント教育実践のカギ

リカレント教育を実践するにあたって、どういったことがポイントとなってくるのか。“人事・組織論の第一人者”と“社会人基礎力の仕掛け人”、2人の大学教授に話を聞いた。

「先生病」を脱し自ら学び直せ

慶応義塾大学大学院 特任教授・高橋俊介

 そもそも、なぜリカレント(学び直し)教育が必要か。それは従来のキャリアアップでなく、キャリアチェンジを強いられる人が増えているからだ。

 これまでの単線型キャリアの時代は、各人の専門分野でスキルの習得・習熟を繰り返せばよかった。しかし、グローバル化やIT化で産業構造が変わり、不本意な転身を強いられるケースが生じている。海外では投資銀行マンが自ら進んで宗教家になるなど、前向きな転身も目につくが、日本でそういうケースは乏しい。背景には日本人の多くが職場でのオン・ザ・ジョブトレーニング(OJT)に慣れ切っており、学び直しが不得意という事情がある。

 OJTには低コストというメリットがあるが、イノベーションは起きにくい。改善の積み重ねで成長する時代はよかったが、今やそうした時代ではない。

未来と過去を読むべき

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