こうでなければならない」「こうするべきだ」という思いこみを手放す

「敏感気質(HSP/HSC)」の第一人者・長沼睦雄先生が10代(と、そして大人)に贈る、心の疲れをラクにする方法。朝起きると「また一日が始まる」と、どんよりした気分になっていませんか? 人間関係、勉強、家族、容姿…ストレス社会で生き延びる技術を紹介します。『10代のための疲れた心がラクになる本』をcakesで特別連載!(毎週火曜・金曜更新)

思いこみやこだわりを手放す

 不安が強い人というのは、自分に厳しすぎるところがあります。
「こうでなくてはダメ!」と強く思いこんで、自分で自分のハードルを上げてしまいがちなのですね。
 そして、自分の考えているようにできないと、「自分はダメな人間だ」と考えてしまう。「そんな自分は価値がない」という考えにも陥りやすい。
 完璧を求める気持ちが強すぎるのです。
 いつでも「100点をとらなくちゃ」と思いつづけているのは、しんどいことです。それに、テストには正解がありますが、日常生活のなかでは「何が正解なのかわからない」ことばかり。だから、100点を目指すのはそもそも不可能なことなのです。
「できなきゃダメ」と自分で勝手に決めつけて、自分にダメだしする心のクセ、それが自分を不必要に苦しくさせていることに気づければ、変わっていけます。

「こうでなければならない」「こうするべきだ」という思いこみを手放しましょう。
 たとえば、「学校は行かなくてはいけないもの」と思いこんでいるから、ガマンしているうちにどんどんつらくなって身体にも影響が出てきてしまうのです。
 いじめがあるのに、つらい思いをしてそのまま学校に行きつづけなければならない理由はありません。転校することもできるし、ムリをして学校に行かなくても、ほかにも道はあります。
 本当につらいことからは逃げていいのです。いえ、逃げなくてはいけません、自分を守るために。生きてさえいれば、なんとでもなるのだから。
「これでなくてはダメ」「こうするしかない」なんてことはないのです。

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10代のための疲れた心がラクになる本

長沼 睦雄

「敏感気質(HSP/HSC)」の第一人者・長沼睦雄先生が10代(と、そして大人)に贈る、心の疲れをラクにする方法。朝起きると「また一日が始まる」と、どんよりした気分になっていませんか?人間関係、勉強、家族、容姿...ストレス社会で生き...もっと読む

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