最近、外国人がやけに目立つ ── そう感じている人も多いだろう。訪日観光客だけではない。日本に住み、働く外国人が着実に増えているのだ。
都内のセブン-イレブンでアルバイトに励むマンさんは、ベトナム人留学生。日本に興味を持ったのは「テレビドラマを見て、『ニッポンの女の子、カワイイ!』と思ったから」。服飾関連の専門学校に通いながら、土日に勤務。バイト仲間にはウズベキスタン、バングラデシュなどからの留学生もいる。セブンの都内店舗では、バイトの2割が外国人だ。
ラーメンチェーン・幸楽苑の都内店舗で働くグエンさんもベトナム人留学生。2018年春に日本語学校を卒業し、首都圏の大学に進学する。バイトの稼ぎは「学費に充てる」。週3日程度、夕方から終電前までの忙しい時間帯にホールに立つ。幸楽苑は2年前から、外国人バイトの採用を積極化している。「日本人の応募がめっきり減ったのがきっかけ」と店舗運営部の森俊勝氏は話す。
事実上の移民が年間40万人流入
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