ブランドイメージは二極化が進行? 沈没する茨城、賑わう伊勢

2018年、最も魅力的な都道府県に選ばれたのは、栄光のV10を果たした北海道だ。

 北海道勢は市区町村ランキングでも1位函館市、3位札幌市、4位小樽市、7位富良野市と、上位にずらり。旅してよし、食べてよし、遊んでよし。広大な風景と温泉は都会の暮らしで痛めた人の心と体を癒やしてくれる。小さな島国に住む日本人にとって北海道のスケールは永遠の憧れなのだ。

 1位以下、都道府県ランキング9位まで変動なし。上位は「行きたい土地」と「住みたい土地」が混在し、納得のランキングが続く。

 では下位を見てみよう。北関東+埼玉県は今年も振るわず。16年の45位から17年41位に順位を上げた群馬県は42位、同じく46位から43位へと順位を上げた栃木県も順位を一つ落とし44位、埼玉県と入れ替わる結果に。

 そして最下位は今年も茨城県。各種ランキングも悲惨だ。認知度は26位から30位へと下落し、居住意欲度は44位、観光意欲度は点数を下げての47位のまま。情報接触度は27位から37位へと転落している。茨城県はPRツールとして12年に開設したインターネット動画サイト「いばキラTV」が、都道府県が運営する動画サイトとしては、動画掲載本数、総再生回数、チャンネル登録数共に日本一であると胸を張るが、「動画やアニメ、SNSによるPRは対象が限定的で、地域ブランド向上には効果がない。特に自虐的なPRは逆効果」とブランド総合研究所の田中章雄社長はバッサリ。

 茨城県は抜本的なブランド戦略の変更を余儀なくされている。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

この連載について

地域ブランド調査2018 魅力ある街のヒミツ

週刊ダイヤモンド

10月15日、ブランド総合研究所による第13回「地域ブランド調査2018」が発表された。47都道府県および1000市区町村を調査対象とし、全国3万人が各地域のブランド力を評価する日本最大規模の消費者調査。魅力度上昇幅1位の伊勢市の取材...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード