相手から都合よく扱われている女性だけではなく、今現在、好きな男性に対し自分を押し殺して関係性がうまくいっていないのであれば、この先もずっとうまくいくことはありません。
「同じことを繰り返して違う結果になることはない」ということです。
なので、残された選択肢って「自分をオープンにする」だけなんですよ。
そこで、今のありのままの自分を相手が受け入れられないのであれば、残念ながらその相手との関係性は、最初から手詰まりだったことになりますね。
相手との関係が終わるのが怖いのはもちろんよく分かります。
しかし、言いたいことを言って終わる関係なら所詮そこまでの関係だったということなんです。
そういう関係しか築いてこれなかった自分の責任であるか、もしくは、最初から自分と信頼関係を築くつもりがなかった人間を選んでしまった、自分の責任です。
恋愛視点で物事を考えている人は男女問わずものすごく多いですが、恋愛を含めたすべての対人関係を円滑にするために必要なことは、どこまでいっても「信頼関係を築くこと」なんですよ。
お互いが向き合い、長い時間をかけて信頼を積み重ねていく。
そこで初めて「信用」が生まれるんです。
よく、「彼のことが信用できません」という女性がいますが、相手と信頼関係を築いていない状態では信用なんて生まれるわけがないんですよ。
信頼関係ができていない状態でするのは「信用ではなくただの期待」です。
自分を押し殺した状態では信頼関係なんて築けないですし、そもそも最初から信頼関係が築けないような相手をパートナーに選んではいけません。
それは、恋愛にかぎらず仕事の取引先でも友達でもまったく同じことです。
どれだけ話が合おうが、どれだけ趣味が合おうが、どれだけ価値観が合おうが、土台になる信頼関係ができていないと、その関係はもろく崩れ去ってしまいます。
こんな経験ないですか?
学生時代、話が合いまくって急激に仲良くなった友達がいて、毎日のように一緒に遊んでたけれど、些細なことでケンカして仲が悪くなり、疎遠になったりいがみ合うようになったりしたことが。
今まで上辺だけの話しかしてなくて信頼関係を築いてなかったから、こういった状況になるんですよね。