新幹線vs飛行機 十番勝負

奇妙なネーミングが続出! 空港・新幹線駅の集客効果

まずはインパクトで集客する意図なのか。全国にある97空港のうち32空港が愛称を名乗っている。
空港に比べて、新幹線の駅名には政治闘争が如実に表れる。

 リニア工事の大井川水系問題をめぐり、川勝平太・静岡県知事とJR東海がバトルを繰り広げている。その諍いの根っこに、両者の因縁を指摘する声は多い。「静岡県は新幹線新駅を設置してくれないJR東海に意趣返しをしているのでは」(JRグループ関係者)。

 富士山静岡空港の真下には東海道新幹線が通っている。かねて静岡県は新幹線駅の設置を熱望してきたが、JR東海は、非効率を理由に首を縦に振らなかったのだ。そんな話が語られるほど、地方都市にとって「空港・新幹線駅」の設置は重い意味を持つということなのだろう。

 まずはインパクトで集客する意図なのか。全国にある97空港のうち32空港が愛称を名乗っている。そのはしりは1997年の「あきた北空港」で、2001年の「セントレア(中部国際空港)」で全国に知られるようになった。センターとエアポートの造語で、キラキラネームかと思いきや、今やすっかり定着している。

 「たんちょう釧路空港」や「徳島阿波おどり空港」など、地元の名物を名付けるケースが多く、「鳥取砂丘コナン空港」と「米子鬼太郎空港」は、漫画やアニメのキャラクターの名前を使った珍しいケース。いずれも愛称を通して地元のPRを行っている。

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