長距離・高速運転で酷使されている割には、新幹線の寿命は20年と長い。ただし、電車の税法上の耐用年数が13年であることから、実際には13~15年で引退する。現在、カモノハシの愛称で親しまれるJR東海「N700系」の完全引退が2020年に迫っている。高速化の一時代を築いた立役者の引退を惜しむ鉄道ファンは少なくなかろう。
そんなファンの意を酌んだのか、JR東海が粋な計らいをしている。
2019年7月27日
長距離・高速運転で酷使されている割には、新幹線の寿命は20年と長い。ただし、電車の税法上の耐用年数が13年であることから、実際には13~15年で引退する。現在、カモノハシの愛称で親しまれるJR東海「N700系」の完全引退が2020年に迫っている。高速化の一時代を築いた立役者の引退を惜しむ鉄道ファンは少なくなかろう。
そんなファンの意を酌んだのか、JR東海が粋な計らいをしている。
陸の王者・新幹線と空の王者・飛行機。東海道新幹線が開業して以降、両者は切磋琢磨しながらしのぎを削ってきた。利用者のライフスタイルの変化や技術革新により、かつては時間や運賃が中心だった「乗り物選びの基準」は多様化した。最近では、セキュリ...もっと読む