週刊ダイヤモンド
宿敵JAL/ANAが連携 地域航空の統合問題が勃発
「合併や統合も含めた抜本的な経営見直しを模索するべきだ」。3月に国がまとめた「持続可能な地域航空の在り方」が波紋を広げている。
地域航空とは、主に30~70席の小型機で離島など地方路線を運航する会社。表の通り、北から南まで5社が対象だ。それぞれJALかANAと資本・業務連携がある。つまり、「系列の壁」を越えて統合や合併を行う必要があるとのお触れだ。
これらの路線は地域住民の都市部への通院や買い物など生活に密着した公共交通の役割が非常に強く、路線の維持が極めて重要だ。しかし人口減少により搭乗率は低く、収入は頭打ちに。
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この連載について
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