8月10日、「キング・オブ・新幹線」こと東海道新幹線の1日の運行本数が上下線で434本を記録した。昨年より1本多く、過去最高だ。
平均して3分に1本以上を走らせる超過密スケジュールをこなせるのは、誕生から54年間、ホームの改良や新型車両開発、ダイヤの工夫など複合的に磨き上げてきたから。そのかいあって平均遅延時間はたったの42秒。これは自然災害による遅延を含む成績なので、平常時は「ほぼゼロ」といっても過言ではない。
東海道新幹線を筆頭に、「時間に正確」なのは新幹線の大きな強み。一方の飛行機は天候不良に加え、機材や空港の不具合を理由に遅れることが日常茶飯事だ。
しかし定時運航率を上げようと、全社一丸となって地道な努力を続けている会社がある。2015年に経営破綻したスカイマークだ。
順調に再建が進むスカイマーク。パイロットの自社養成も進めている
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