新幹線vs飛行機 十番勝負

外国人客の味方は? 【インバウンド対決】

インバウンド(訪日外国人)獲得戦においては現状、数では新幹線に、質では飛行機に軍配が上がる。

 2017年度の訪日外国人数は2869万人を記録し、新幹線や飛行機にとって最重要顧客になりつつある。

 その囲い込み策の最右翼がJR6社で販売するジャパンレールパス。普通車なら2万9110円で7日間、新幹線と在来線が乗り放題になる“超お得”切符である。

 だが、当の訪日客の評判はいまいちだ。まず海外で買った引換証をパスに換えられる指定駅が限定されている。そして「のぞみ」「みずほ」は乗車不可だ。さらに、車内でも試練が。新幹線には大きな荷物を置く場所がない。トランクが頭上の荷物置きに入らず、困り果てる訪日客の姿も散見される。

 厳しい言い方をすれば「安かろう悪かろう」である。その背景にはレールパスが「空席利用」を基に設計されていることがある。つまり「空いている自由席を利用してくださいね」という発想なのだ。

 とはいえ、改善が進んでいる点もある。

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週刊ダイヤモンド 2018年10/6号 [雑誌]

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ダイヤモンド社; 週刊版
2018-10-01

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新幹線vs飛行機 十番勝負

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陸の王者・新幹線と空の王者・飛行機。東海道新幹線が開業して以降、両者は切磋琢磨しながらしのぎを削ってきた。利用者のライフスタイルの変化や技術革新により、かつては時間や運賃が中心だった「乗り物選びの基準」は多様化した。最近では、セキュリ...もっと読む

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