新幹線vs飛行機 十番勝負

お得なのはどっち? 時間・コスパ対決】柔軟な飛行機、硬直的な新幹線 予約方法・運賃体系の明暗

飛行機1便が250~500人を運ぶのに対し、新幹線は1本で1000人。この輸送力の差が空席率へのスタンスの違いを生み、利用者の運賃や予約サービスの利便性にも影響している。

 チケットを買うとき、飛行機ならば事前に予約するが、新幹線であれば当日でも乗れると思っている人は少なくないだろう。

 飛行機の「普通運賃」はあってないようなもので、割引率は搭乗75日前から前日までの間で細かく設定されている他、年齢を限定した当日割引まである。もはや割引で買うのが常識だ。

 空席率と価格が連動する柔軟な仕組みになっている背景には、航空会社がグローバル競争に晒されてきた歴史がある。1便当たりの収益を最大化するため、欧米流のイールドマネジメントやICTを駆使した管理手法を導入。新幹線とは比較にならないくらい搭乗率への執着が強い。運航日間際でも予約が埋まらない場合は、マイルキャンペーンを駆使して空席を少しでも埋めようとする。この執着が、飛行機の予約の便利さ、運賃体系の柔軟さといった利用者の便益につながっている。お得プランや裏技が新幹線よりも充実しているのはそのためだ(下表参照)。


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週刊ダイヤモンド 2018年10/6号 [雑誌]

ダイヤモンド社,週刊ダイヤモンド編集部
ダイヤモンド社; 週刊版
2018-10-01

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新幹線vs飛行機 十番勝負

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陸の王者・新幹線と空の王者・飛行機。東海道新幹線が開業して以降、両者は切磋琢磨しながらしのぎを削ってきた。利用者のライフスタイルの変化や技術革新により、かつては時間や運賃が中心だった「乗り物選びの基準」は多様化した。最近では、セキュリ...もっと読む

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