どうして女性誌はあのことを書かないんだろう
いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。
僕、このcakesの連載のネタ探しのために、たまに女性誌の「モテる女になる」みたいな特集を読んだり、心理学の先生や銀座のホステスさんが書いている「いい男に愛されるには」みたいな本を読んだりすることがあるんですね。
女性誌がメイクやファッションを中心に展開して「こうすればモテる」みたいな記事になるのは、広告も関係しているし仕方ないなって思います。正直、男性が最初は女性を「見た目」で判断するのは、否定しがたいことです。
あるいは、「セックスを許すタイミング」とか「貴女がもっと自信を持てば」みたいな記事を読むと、「なるほどなあ、女性もこんなに作戦を練ってるんだなあ」って参考になることがよくあるんです。
でも毎回気になることがありまして、どうして「あのこと」を書いていないんだろうって不思議なんです。それは、「ほとんどの男性は、趣味と仕事にしか興味がない。そして趣味や仕事の話に深いところまで付き合ってくれる女性のことが大好き」という事実です。
例えば、いつか起業したいと夢見ながらIT関連企業で働いている将来有望な男性がいたとします。その彼と知り合って話すとき、アメリカに似たサービスが出てきているのを知っていたり、そのサービスのどういうところが凄いのか理路整然と説明できたり、そこに女性ならではの視点を入れることができたり、最終的に相手に「なるほどなあ」って思わせたら「勝ち」です。