第3回 求められているのは「パーソナルパワー」

現代の多様な価値観のなかでリーダーとして活躍するには、「上司」というポジションではなく、一個人としての“パーソナルな影響力”を発揮する必要があります。そのパーソナルパワーの源となるのが「EQ(心の知性)」なのです。
PHPビジネス新書『できるリーダーは部下の「感情」を動かす』から、そのエッセンスを紹介します。


共通の目標は「自分の言葉」で示す

 「共通の目標」「コミュニケーション」「協業」が組織に必要なことである、と前回述べました。
 これらの基本要素の実践に導くために、実際に、リーダーは現場でどのような「役割」を担っていけばよいのでしょうか。

 私は、20代から40代にかけての約20年間、サラリーマン生活を経験しました。34歳のとき、米国・ロサンゼルス支店への赴任と同時に、マネージャー職に初めて就任しました。1990年のことです。
 
 新マネージャーを待ちかまえていたのは、11言語が飛び交うおよそ50人のスタッフたちでした。着任して早々、彼らは私に、こんな言葉を突きつけました。

「What ‘can’ you do for this department?」
 (あなたはこの部署のために何が「できる」のか?)

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes・note会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

ケイクス

この連載について

初回を読む
できるリーダーは部下の「感情」を動かす

田辺康広

ジョンソン・エンド・ジョンソン、シェラトン、米軍海兵隊など米国の一流の組織では「心の知性」=エモーショナル・インテリジェンスを高めることで劇的に成果をあげていったが、日本ではその事に注目している企業は少ない。これからのリーダーが備える...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

PHP_Business cakes連載12:57まで無料公開中!「立場」ではなく「人柄」でチームを動かすリーダーになろう 好評連載中のPHPビジネス新書『できるリーダーは部下の「感情」を動かす』の 4年以上前 replyretweetfavorite

PHP_Business 田辺康広/できるリーダーは部下の「感情」を動かす https://t.co/HXM13SsfDR 4年以上前 replyretweetfavorite