「空気が読めない人」の長所
「空気が読めないね」と言われたことがありますか? はっきり言われなくても、そういうふうに扱われて嫌だなと思ったことがありますか?
だとしたら、今日からはそれを誇りに思ってください。
空気が読めない人の長所は、まわりに影響されないこと。「正しいことは正しい」と言えることです。政治家などで、ズバッとものを言って前任者の方針をひっくり返す人もいますが、そういう人もきっとそうだと思います。空気を読めたら、そんなふうに言いませんよね。空気が読めないからこそ、「自分はこう思う」と表明するのだと思います。
それであまりにもその場の空気が凍りつくと、「あっ、やっちゃった」とは思うかもしれませんが、影響を与える力はあるのです。そこからみんながそのテーマについて考えるようになるとか、中には怒る人もいますが、変化をもたらすことができています。
仕事の場面でも、そういう人が画期的なプロジェクトを作り、何かを生み出すのです。著名な人たち、天才と言われている人たちは空気なんて読みません。空気を読めないし、読まないのです。
空気が読めてしまう人は、残念ながら一般ピープルということです。
「空気が読めない人」という言葉は、世間ではマイナスの意味で使われることが多いですが、逆に「選ばれた人」ぐらいのつもりで生きてほしいと思います。
ときには敵も作るし、苦しみます。でも、自分らしさを押し殺さずに追求していけば、最先端を行けるのです。
空気が読めないあなたには、空気を読める普通の人にできないことができるのです。
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