欠点をプラスに変えていく生き方「敏感すぎる人」

自衛隊初の現場の臨床心理士として、トップの利用率と9割の復職成功率を誇り、これまで3万人以上の心を解放してきた玉川真里氏が、落ち込みから立ち直るメソッドをわかりやすく紹介します。『イヤな気分をパッと手放す「自分思考」のすすめ』をcakesで特別連載!(毎週火曜更新)

第2章 生きづらい人は、魅力的な人

こんな生き方が欠点をプラスに変えていく

 イヤな気分に支配されやすい人は、基本的にこの社会で「生きづらい」と感じていることが多いと思います。あなたもその一人かもしれませんね。
 多くの場合、それには今の日本が向いている方向が大きく影響しています。「みんなと同じことができて、溶け込めなければいけない」という風潮だから、それができない人は居場所がなくなってしまうのです。
 でも、それはそういう環境で生きづらいというだけで、違う場所で花開く可能性も十分にあるのです。
 生きづらいと感じる人は、世間一般でいわれる「普通」の枠におさまろうと努力するよりも、「自分はどうすれば社会の中でいい部分を発揮できるのか、自分の個性をプラスにできるのか」という自分思考を身につければ、必ず道は開けます。
 私自身、幼い頃からずっと生きづらさを感じてきた人間です。この章で挙げた性格は「全部私のことだ」と思うくらい当てはまっています。私生活でも仕事でも数えきれないくらいつまずいて、苦しんで、試行錯誤を重ねてきました。
 その結果、すべてにプラスの側面があるとわかりました。自分思考で考えて自分力を高める方向へ行けば、欠点も失敗もすべてプラスに変えられると気づいたのです。
 私は自衛隊を辞めてからも、なぜかいただく仕事は公務員関係が多いのです。でも実際の私は朝なかなか起きられないし、みんなと同じ考え方ができないし、どう考えても公務員には適応できない人間なのです。そういう自分に一番合わない所が「来てほしい」と言ってくれるのは、自分の個性的な能力が買われているのかなと思います。
 そんなこともあって、私はどこに行っても自分でこれが自分の能力だと決めてそれを発揮し、「選択・決断・行動」のセットをやっていけば、その人らしく生きられると思っています。
 それに、人は生きづらければ生きづらいほど、どうしたら生きやすくなるだろうと思って本も読むし、勉強もするし、人の話も聞いて考えますよね。ですから、生きづらい人ほど生涯にわたって成長する可能性が高いのです。
 かといってあまり肩に力を入れる必要はなく、物事はなるようにしかならないので今できることをやってください。何もしないでグズグズ言っていても、何も変わらない。そのことだけわかっていればいいと思います。
 それでは、さまざまな生きづらい人たちが持っているプラスの側面を、これからどんどん見つけていきましょう。

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イヤな気分をパッと手放す「自分思考」のすすめ

玉川真里

自衛隊初の現場の臨床心理士として、トップの利用率と9割の復職成功率を誇り、これまで3万人以上の心を解放してきた玉川真里氏が、落ち込みから立ち直るメソッドをわかりやすく紹介します。『イヤな気分をパッと手放す「自分思考」のすすめ』をcak...もっと読む

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yomimonocom 「敏感ということは、それだけ小さな変化を感じ取れるということ。」 元自衛隊の臨床心理士・玉川真里さんの連載「イヤな気分をパッと手放す「自分思考」のすすめ」 第10回「」を公開! https://t.co/OnT1YS4YZC 5ヶ月前 replyretweetfavorite