手柄をシェアせよ! そうすればポジティブな「縁」が集まってくる!

堀江貴文の「お金哲学」ここに極まる! 金儲けを目的とせず、胸の高鳴りに忠実に「やりたいこと」を続けろ。それこそが人生を豊かにする! 堀江氏が自ら実践し、証明してきた「幸福の真実」がここにある。6/20発売『あり金は全部使え 貯めるバカほど貧しくなる』から、全8回(月・木配信)で「あり金を全部使って」最強の人脈、情報、豊かさ、充足感、成功etc.を引き寄せまくる、具体的な方法を伝授する!【第6回】

手柄は人にやれ

 仕事をしたとき、みんなが欲しがるのは、まずお金。その次に欲しいのは、手柄だろう。仕事が辛く苦しい、労力をかけたものならば、よけいに欲しくなる。
 場合によっては手柄の方が、大事にされる。会社の仕事が揉めて、「もうお金はいらないから、手柄だけは自分に残して」と頼むような事例は、意外に多く見受けられる。
 手柄はお金と違い、納得のいくシェアが難しい。
 人は、受け取れる手柄は独占したがるものだ。
 納得できる仕事をしていないようなヤツと、手柄を分け合わなくてはいけなかったり、またはそいつに手柄を丸ごと奪われたりすると、「なんであいつに!?」と怒りは爆発するだろう。
 手柄は、普遍的に魅力的な報酬だ。
 だが、使ったらなくなるお金よりも、遺恨を残しやすいので厄介だ。

 僕はお金と同様、手柄にも、教育の洗脳が取り憑いていると思う。
 手柄をたくさん立てた人は、立派で、優秀だと教えられる。「褒められる」機会が増えると、人としての評価ポイントが加算されていく仕組みになっている。
 努力して、褒められる人になりなさい。それが日本の教育の基本設計だ。
 手柄を立てることが悪いわけではない。褒賞を受ける優れた業績によって、困っている人を助けたり、社会貢献できるのは、素晴らしいことだ。
 ただ、手柄を立てるための努力と同時に、手柄を捨てる潔さやその意味も教えなければならない。それがないから、嫉妬や足の引っ張り合いを、生みやすくしているのだ。

 そもそも手柄という概念が、抽象的だ。何の価値があって、具体的に何の得になるのか。手柄の本質的な効用が、よくわからない。
 よくわからないけど、「たくさんあったほうが何となくよさそう」という感じがまとわりついている。その点は、現金とよく似ていると思う。
 学校も、会社も、社会全体も、この実体のなさを利用して、国民に「無駄な努力も意味がある! 人に褒められるように努力をしよう!」と、間違った教えを刷りこんでいる。
 それが手柄はいいものだという、常識の正体だ。

 手柄を立てたい、褒められたいという動機で、行動してはいけない。
 お金と同様、手柄も幻想だ。
 そんなものは誰かにくれてしまえ。
 手柄なんか持っていても、わずらわしい。己の芯がぶれるだけだ。手柄に惹かれた変な人が近寄ってきたり、意外といいことはない。手柄など、贈り物のようにあげてしまった方が、むしろ周りの人に感謝され、出会う人や集まる情報の質は上がっていくだろう。
 得た手柄のシェアがうまい人には、ポジティブな縁が巡る。それもお金と性質が似ている。

 「褒められたい」という欲望は、面倒な邪念だ。
 本人は向上心で頑張っているつもりでも、「褒められたい」という下心があるだけで、周りが見えなくなり、他人に迷惑をかける。人に頼らず自分で何とかしようと無為に頑張り続け、結果をより悪い方へと導いていく。

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堀江貴文の「お金哲学」ここに極まる! 決してお金儲けそのものを目的とせず、ただひたすらに、胸の高鳴に忠実に、「やりたいこと」をつづけることの大切さ。生きる意味とは何か。貯めるばかりの人生は、果たして幸福なものなのか。堀江氏が自ら実践し...もっと読む

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kirghisia 「褒められたい」という欲望は、面倒な邪念だ。 https://t.co/kk79Zc5skm 5ヶ月前 replyretweetfavorite

rriiffuurree #スマートニュース 5ヶ月前 replyretweetfavorite