週刊ダイヤモンド
JRがアニメでファン開拓 「シンカリオン」人気の舞台裏
日本の平和と安全を守るため、謎の敵に立ち向かう新幹線変形ロボット「シンカリオン」が、一大ブームとなっている。JR東日本監修でキャラクターコンテンツプロジェクトが立ち上がり、2018年1月からはテレビアニメが放映されている。
人気の秘密は大人も子供も楽しめるロボットの造形と、実際の新幹線にまつわる情報を織り交ぜたストーリーにある。ロボットは「E5はやぶさ」や「N700Aのぞみ」などJR5社の車両がモチーフ。“真面目”なJR東海が協力に転換したことからも、シンカリオンのポテンシャルの高さを感じさせる。
アニメ放送の第1話は、JR社員が夜中に保線作業を行うシーンから始まる。子供向けアニメとしては、非常にマニアック。しかし、新幹線の安全運行が“縁の下の力持ち”によって支えられている光景は視聴者の共感を呼ぶことだろう。
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この連載について
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