※この記事には性的表現が含まれています。苦手な方はご注意ください。
猥談バーをやっていると、「こんな性癖の人がいるよ!」と紹介してもらうことがあります。
今回は、金玉を蹴られ続けることを目標に掲げ、「金蹴られ侍」を名乗る人がいると紹介してもらったので、これは話を聞かなければ…!と思って取材してきました。
調べてみると彼は「年間何回蹴られたか」を計測するためカウンターを片手に、日々金蹴られているそうで。ちなみに、2018年は1年間で1万6,124発ほどの金蹴りを受けたのだとか!そんな世界観ある!?!?
ということで今回は、想像以上にアツい金蹴りの世界です。
イラスト : 小鈴キリカ
キックボクシング経験者の女王様に蹴られて、金蹴られ道が始まった
——性の目覚めは、いつでした?
シンジ「学生時代にやんちゃな女子とふざけてて、偶然蹴りが入って、金玉に当たったんです。その時はエロ本とかすら見てなかったから、刺激が強くて。恥ずかしいような、気持ちいいような感じ…」
——その時は痛くなかったんですか?
シンジ「痛みはそれなりにあったけど、気持ちよさが勝ってました」
——片鱗がみえてる…!そこから、金蹴られにハマったのはいつでした?
シンジ「SMに進んでいくんですが、最初の方に僕の金玉を蹴ってくれた女王様・みずきさんの金蹴りが、すごかったんです。キックボクシング経験者で、とにかく蹴りが重かった…ヘビーな一撃から入ったので、これを耐えられる自分でありたい!と思ったのが原点です」
——キックボクシング経験者はヤバい!!(笑)
シンジ「5発くらいでストップしちゃいましたね。その後から、闘志が湧いたというか、大きな目標になりました」
——金蹴られをカウントするようになったのは、いつからなんですか?
シンジ「金蹴られを始めて、SMバーに顔を出すようになったんですが、SMバーにいる人達と全然うまくしゃべれなくて、僕ムチとかもめちゃくちゃ弱くて。金玉以外弱いんです」
——金玉だけでも凄いですよ!
シンジ「ムチを受けれたり、女王様を満足させれるM男じゃないと、なかなか相手にされないんです。でも僕は居場所がほしかったんです。いる世界で、名前を覚えて欲しかったんです」
——めっちゃ切実な理由じゃないですか。
シンジ「そう。子供のサッカーで、空いてる空間があるとボールが回ってくるように、自分も隙間を見つければ、女王様も相手にしてくれる、と思いました。で、当時、ポジションが空いてたのが金蹴りでした」
——選ばれたのは綾鷹でした みたいなシャープさがありますね。
シンジ「自分の元々の性癖が空きポジションだったことで、話したり蹴られたりしやすくなって。そしてどんどん覚えてもらえるようになって、その頃から、カウンターで蹴られる回数を数えるようになりました」
関東で年間1000発の旅へ。生き様を晒すことこそ、マゾ
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