前回、子どもがいるのに自分の老後に必要なお金や介護費用を用意していない親にドン引きするということを書いたが、親のくせして健康に気を使ってない人に対しても、私はムカついている。
健康に気を使わずに生きている中年~老人の多くは実際にチラホラと持病を抱えている。けれど、それなのに、いざという時のための貯金を持ってなさそうだったりするから「この人は、自分の身に何かあった場合の医療費や介護費用のこと、どう考えているんだろう…」「まさか子どもをアテにしてるのか…?」と考えては虫唾が走っている。
「あなたが自分の体をないがしろにすると、あなたの子どもに迷惑がかかるのに、ひどい」と思う。
自分の体を大事にしたり、病気にならないように気をつけて生きることは、親なら子どもに迷惑をかけないために必要なことで、義務であり責任だと思う。
自分の両親には幸せに暮らしていてほしい
そういう意味で、自分の両親や義両親には、とにかく幸せに暮らしていてほしいと、いつも思っている。
人の体は幸せを感じるとナチュラルキラー細胞がたくさん出て免疫力がアップするらしいから、幸せに暮らすほど病気になるリスクは下がる。
ベストなのはトキメキが多い生活だと思っていて、犯罪と借金以外のことならどんなことだってやっていいから、両親たちには毎日をトキメキながら暮らしてほしい。例えば不倫なんかは、まったく構わない。それで健康寿命が伸びるのならば大賛成。ジャニーズなどのアイドルにハマるのも良い。なんでもいいから頻繁にドキドキワクワクしていてほしい。
実際に義母はジャニーズにハマっていて、3ヶ月先の土日の予定を聞いても「その日は用事があるから空いてない」と言い出すほど忙しそうにしているから、子どもを預けるなどの頼りにはならないけれど、そんなことよりも健康でいてもらうことの方がよっぽど価値があるから、全然いい。どんどん青春してほしい。(もちろん、自分たちの老後に必要な資金を確保した上で余ったお金で楽しむことは大前提。)
私自身も、健康でいることには、もちろんかなり気をつけて生きている。
具体的にどう気をつけているかというと、まず、カラダへの影響を計算し尽くした食事を摂っている。ちなみにそれはカロリーやら塩分などのつまらない計算ではなく、栄養のバランスを考えた上で、それにプラスして「それを食べることで、どれだけの快楽があるか?」「幸せを感じてナチュラルキラー細胞を出すことに繋がるか?」などの計算。有害物質を含むものでも、それを食べる幸せが強いものは「健康のために」という計算をして食べている。
ストレスは人体にとって猛毒
それから、ストレスを徹底的に撲滅することも超重要視している。
私は好きな仕事しかしないし、快適な家にしか暮らさないし、嫌いな人とは関わらないようにしているのだけど、これは全てストレスを最小限に抑えるための自己管理。ストレスは人体にとって猛毒だから、ものすごく用心している。
ストレスを感じるのは困るから、旦那さんへの不満も絶対にためない。彼の言動にイヤだと感じた時は、すぐさま気持ちを伝えるし、改善策を考えて提案する。
やるたびに「面倒だ」「億劫だな」と感じるような家事があったら、やらないで済む方法を考える。