言葉を変えると、思考のクセ、生き方が変わっていく

「敏感気質(HSP/HSC)」の第一人者・長沼睦雄先生が10代(と、そして大人)に贈る、心の疲れをラクにする方法。朝起きると「また一日が始まる」と、どんよりした気分になっていませんか? 人間関係、勉強、家族、容姿…ストレス社会で生き延びる技術を紹介します。『10代のための疲れた心がラクになる本』をcakesで特別連載!(毎週火曜・金曜更新)

言葉から考え方のクセを変えていく

 言葉とは何かを考えてみましょう。
 考えや思いというのは、それだけではフワフワした感じでしかありません。
「言葉」という形にされることで、初めてはっきりしたものになるのです。
 ぼくはよく「スノードーム」にたとえます。
 球形やドーム形をした透明の容器の中に、人形とか建物とかのミニチュア模型が入っている小さな置き物。おみやげもの屋さんなどによくありますね。中に雪に見立てた白い粒がたくさん入っていて、動かすと容器内で舞い上がり、あたかも雪が降っているように見えます。
 ドームが君の頭の中だとしたら、白い粒がフワーッと舞っている状態は、何かを漠然と「思っている」「考えている」状態。
 粒の一つひとつが思いの“タネ”のようなもの。でも、それではフワフワしているだけです。それがいろいろ舞っているので、ドームの中はモヤモヤしていて、視界がよくありません。
 そのフワフワ、モヤモヤしているものを脳の中で整理して、“結晶化”させたものが言葉──。言葉にできると、はっきりした形になります。

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10代のための疲れた心がラクになる本

長沼 睦雄

「敏感気質(HSP/HSC)」の第一人者・長沼睦雄先生が10代(と、そして大人)に贈る、心の疲れをラクにする方法。朝起きると「また一日が始まる」と、どんよりした気分になっていませんか?人間関係、勉強、家族、容姿...ストレス社会で生き...もっと読む

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yomimonocom 「認知のゆがみを言葉や行動で変えていく「認知行動療法」のひとつの方法です。」 長沼睦雄医師による連載「10代のための疲れた心がラクになる本」の第31回、「」がcakesにて公開! https://t.co/wT0ARdGPBC 1年以上前 replyretweetfavorite