わかる日本書紀① 神々と英雄の時代

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ややこしい日本書紀をわかりやすく紹介した『わかる日本書紀① 神々と英雄の時代』から、日本の正史を学ぶ連載。

崇神(すじん)天皇の即位

ミマキイリビコイニエ(御間城入彦五十瓊殖)は、開化(かいか)天皇の第二子です。
母は物部氏(もののべし)※1の祖先オオヘソキ(大綜麻杵)の娘で、イカガシコメ(伊香色謎命)といいました。
ミマキイリビコイニエは十九歳で皇太子となりました。物事の善悪を見極める素質を備え、若いときは雄大な計略を好み、壮年には心が広く慎み深く、天地の神を崇(あが)め、常に天下を治め整えようとしていました。

開化六十年四月、父の帝・開化天皇が崩御しました。
元年正月十三日、皇太子は崇神(すじん)天皇として即位し、先の皇后を尊んで皇太后としました。

二月十六日、ミマキヒメ(御間城姫)を立てて皇后としました。皇后は、イクメイリビコイサチ(活目入彦五十狭茅天皇=第十一代垂仁※すいにん天皇)・ヒコイサチ(彦五十狭茅命)・クニカタヒメ(国方姫命)・チチツクヤマトヒメ(千千衝倭姫命)・ヤマトヒコ(倭彦命)・イカツルヒコ(五十日鶴彦命)を生みました。また別の妃・トオツアユメマグワシヒメ(遠津年魚眼眼妙媛)は紀伊国(きのくに)のアラカワトベ(荒河戸畔)の娘ですが、トヨキイリビコ(豊城入彦命)・トヨスキイリビメ(豊鍬入姫命)を生みました。

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マンガ遊訳 日本を読もう わかる日本書紀1 神々と英雄の時代

村上 ナッツ,村田 右富実,つだ ゆみ
西日本出版社
2018-12-18

この連載について

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わかる日本書紀① 神々と英雄の時代

村田右富実 /つだゆみ /村上ナッツ

『日本書紀』は神代から第41代持統天皇の時代までを扱った日本最古の歴史書です。しかし本文は漢文、全30巻と長く読解は難しいため、正史ながら読んだことのある人はほぼいません。そこで、劇作家が書くわかりやすい文章と、親しみやすいキャラクタ...もっと読む

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