必修 使える!数学

#5 入門講座3時間目 「前月比」が計算できればクリアも同然 微分=変化の割合の使い道

文系ビジネスマンの苦手ポイントが分かるデータサイエンティスト、堅田洋資・データミックス代表取締役によるデータ分析を学ぶための「数学入門」。その誌上講座を実況中継しよう。
#4の続き)

 下図⑪の問題を見てください。「2017年8月の売り上げの前月比は何パーセントか」です。もちろん分かるでしょう。26.4÷24.6×100=約107.3%という割り算ですね。


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 上図⑫はy=2x+5のグラフです。xが1増えるとyは幾つ増えますか? 当然、2増えますね。

 この計算ができるということは、微分の概念を理解しているといっていいのです。

 微分とは、yの変化量をxの変化量で割った、変化の割合です。1カ月という経過の中で、売り上げがどう変化したか。前月比を計算するのと変わりません。

 微分の公式をよく知らなくとも、だいたいの感じは分かるはずです。dyとdxは、それぞれyとxのとても小さな変化量を表します。d(デルタ)という記号は、変化させたときという意味です。


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 だいたいの感じをつかむには、x=0のときのyから始めてxが1増えると、あるいは0.1増えるとどうなるか。ちょっとずらしていけばいい。

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週刊ダイヤモンド 2018年6/30号 [雑誌]

ダイヤモンド社,週刊ダイヤモンド編集部
ダイヤモンド社; 週刊版
2018-06-25

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数学が苦手だった人は少なくないだろう。だが、数学が陰の主役として支えるAIやデータ活用などの動きはますます加速し、ビジネスのさまざまな現場に関わってくる。数学という武器は強力だ。そのエッセンスを理解するだけでも、ビジネスマンの強い味方...もっと読む

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