ログ(log)を覚えていますか? もう見たくもない感じでしょうか。
log10 100というのは「10を何回掛けたら100になるか」でした。100になるには、10×10で10を2回掛ければいい。ということで2となります。学校で習った表現では「10を底とする100の対数は2」です。同じくlog2 8は2を何回掛けたら8になるかというと、2×2×2=8だから3です。思い出しましたね。
しかし、残念ながらデータ分析の世界ではこうした使い方はめったにしません。覚えなくていい。
では、どこで使うか。グラフや表などでよく使うのです。「売れている商品はむちゃくちゃ売れているが、売れない商品はさっぱり売れない」。インターネットを活用した販売などでよく見られる、いわゆるロングテールです。
縦軸を売上金額とし、横軸には売上金額の多い順に商品を並べていくと、そのグラフの形状は長いしっぽが伸びるようになることから、そう名付けられました。
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