今の若者から見て、45年前の日本人はバカに見える

オイルショックの時は「トイレットペーパーがなくなる」という不思議な体験をした。現在の若い方なら、「石油と紙なんて、関係ないじゃん。当時の日本人、バカなの?」と言うだろう。が、本当にそうだったのだから仕方がない。元々『超日本史』の本文ではこう書いてあった。【石油が入ってこなければ灯油が足りなくなる。ガソリンが足りなくなる。――このへんはわかる。さらにプラスチックが足りなくなるかもしれない――このあたりもわかる。しかし、どう考えたって石油とトイレットペーパーの因果関係はわからない】

☆オリンピックと万博と~幸せな時代

「オリンピックと万博(万国博覧会)」

と書けば、ある年代以上の人にとって、それは、

「東京オリンピックと大阪万博」

のことだった。

もちろん、それ以前にも以後にも、たくさんのオリンピックと万博はあるのだが、日本人にとって「ザ・オリンピック」と言えば「東京オリンピック」(1964)のことで、「ザ・万博」と言えば「大阪万博」(1970)のことだった。

♪四年たったらまた会いま~しょと…、オリンピックの顔と顔~♪

♪せんきゅ~ひゃくななじゅ~ねんの、こんにちは~♪

と歌まで歌えるもんね。

三波春夫大先生のあの甲高く陽気な声が、脳内再生される。


あれから五十年ばかりの月日が流れ、まさかその二つともが再現されるとは、夢にも思わなかった。

先日、仕事で大阪に行った。

大阪のビジネスマンたちからは、「この万博はビジネスチャンス!」という意欲が伝わってきた(もっとも、少し先のことだから現時点では何をどうしていいかわからず、なんだか浮足立っている感じだったけど)。


2025年に開催される万博の略称は「大阪・関西万博」。関西が入ってるんですね。

テーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」

…ちょっとなに言ってるかわかんない。(byサンドウィッチマン)


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一日で一気に学ぶ 超日本史

藤井青銅

学校で1年間かけて少しずつ丁寧に歴史を教わったにもかかわらず、私たちが覚えているのはどれも断片的なことばかり。 アタマの中にある日本史の知識はグチャグチャにこんがらがって、全体像がちっとも分からない。ならば“ゆっくり丁寧に”ではなく...もっと読む

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コメント

shigekey "日本人はビッグイベントの「いい面だけ」を見ようとした。1960年代の日本はそういう無邪気で幸せな時代だった。だから、両イベントは大成功したのだ。" |藤井青銅 @saysaydodo | 1年以上前 replyretweetfavorite

shin_419 #スマートニュース 1年以上前 replyretweetfavorite

dorian5963 日本人がもともと馬鹿なだけ。東日本大震災の時、被災していない首都圏で生活物資の買い占めパニックと、あらゆる日用品がスーパーから消えたのも似たようなもの。  1年以上前 replyretweetfavorite

yoshidayoshihi3 『馬鹿な日本人が作った国にのうのうと住んで怪気炎かね』https://t.co/WatCTOeh0s 1年以上前 replyretweetfavorite