※この記事には性的表現が含まれています。苦手な方はご注意ください。
今回紹介するのは、パートナーが他の男性に抱かれることに興奮を覚える、つまり「寝取られ」好きのAさんのお話。
Aさんは自身のことを「普通に恋愛を楽しんでる、普通の人間」だと思っていたそう。彼が「寝取られ性癖だった」と自覚したのは、結婚してからだそうです。
それでは、Aさんの身に起きた奇妙な性体験を聞いていきましょう。
イラスト : 小鈴キリカ
他の男性とのセックスを話す妻が好きになった。
——自分の性癖に気付くきっかけは何だったんですか?
A「妻はとてもモテるし、付き合ってた時からすっごい性に奔放な人なんです。最初は落ち込んだりもしたけど、だんだん他の男性とのセックスを事細かに話す妻を見ているのが好きだと思ったんですよね」
——結婚してからも浮気は続きました?
A「結構してましたね。最初は落ち込んでたけど、離婚したいって思うほど、怒りや憎しみはなかったんですよね」
——愛が勝った、と。
A「ショックだったけど、そのショックよりもセックスの話をしながらエネルギーが高まってる妻を好きだな〜〜〜!と感じてたんですよね」
——Aさん、セックスの詳細聞くのが好きなんですね。
A「性格的に、僕は知らないことが嫌なんですよね。だから、全て話してもらうようにしてました」
——その時はまだ寝取られることに興奮はしてなかったんですね。
A「そうですね。初めて興奮したのは、何度かの浮気の後でした。飲みの席で妻の友達と一緒になった時、その友達がモデルの男性を連れてきていたんです。本当に筋骨隆々なイケメンで!」
——筋骨隆々!
A「惚れ惚れするくらいムキムキなんですよ。そのイケメンを最近振られた友達に紹介しようという話で盛り上がって。その場ではそこで終わったんですが、翌日妻がその彼とご飯に行く約束をして」
——なぜ!?
A「どんな人かわからないのに友達に紹介して大丈夫かな。私が検証しなきゃ! とか言い出して(笑)」
——検証!もうフラグがすごい!
A「もちろん、朝帰りでしたね〜(笑)また事細かに話してる彼女を見ていて、なんかピンときて、あそこに触れてみたんです。そしたら、もうすごい濡れてて。それに興奮してそのままお清めセックスしました」
——お清めセックスという語感、ヤバい。
A「このあたりから、寝取られ好きだな〜〜!と思いましたね」
妻とセックスする部下は、即興ジャズドラマーのように…
——その後、自覚してからどうしたんですか?
A「ある時、僕の職場の部下が、仕事の案件でメンタルがボロボロになってしまって。彼と同じ職種だった妻が相談に乗ることになって…」
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