お酒と食べ物の相性を知ると食事がもっと楽しくなる

今回の「ワイングラスのむこう側」は、食べ物とお酒の相性「マリアージュ」のお話です。もともとワイン大国のフランス語であるこの言葉、ワインバーbar bossaを営む林伸次さんから、いろんなマリアージュを教えてもらいましょう。

サバみたいな魚に白ワイン、という思い込み

いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。

サバ、流行っているのを知っていますか? サバ缶が人気で生産が追いつかないという記事も見ました。こういうみんなが軽く扱っていた、不人気だった食材が脚光を浴びるって嬉しいです。売れないけど実力のあるミュージシャンや作家がヒット作を出して、注目された感じでしょうか。

ところで、サバには白ワインを合わせてますか? 実はサバ、赤ワインを合わせた方が美味しいんです。白ワインだとあのサバの臭みや脂っこさが目立ってしまいます。でも赤ワインならサバの臭みや脂っこさを消します。魚介類には白ワインって思いがちですが、実は赤ワインの方があう魚介類、結構あります。

こういう食材と飲み物を合わせることを、「マリアージュ(フランス語で結婚)」と呼びます。今、色んな飲食店やご家庭でも、料理と飲み物の組み合わせが楽しまれていると思います。ちゃんと合うとほんとうに美味しくて面白いですよね。「人間の味覚って本当に面白いなあ。飲食業界って楽しいなあ」と感じる瞬間です。

ところで、bar bossaは一時期ランチをやっていたことがあって、その時期に妻がカレーを作って出してたんです。それが美味しくて話題になって、『dancyu』と『POPEYE』と『BRUTUS』に出てしまったんです。その後僕が本を出したり、cakesで連載が始まったりして、書く仕事が忙しくなってランチはやめてしまったのですが、「あのカレーが食べたい」って方が多くて、夜のバーでも出してたんです。

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この連載について

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ワイングラスのむこう側

林伸次

東京・渋谷で16年、カウンターの向こうからバーに集う人たちの姿を見つめてきた、ワインバー「bar bossa(バールボッサ)」の店主・林伸次さん。バーを舞台に交差する人間模様。バーだから漏らしてしまう本音。ずっとカウンターに立ち続けて...もっと読む

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コメント

sonoko0511 目的と手段をごっちゃにすると、いい展開にはならない。好きなモノを好きなように合わせてみて、楽しんだほうが充実感ある。 2ヶ月前 replyretweetfavorite

okomesan_alc ほい。 https://t.co/N7mlXST1H0 2ヶ月前 replyretweetfavorite

bar_bossa サバには赤ワイン、チーズには白ワイン、チョコにワインは合わないけど、そんなの気にしないで、という話。 2ヶ月前 replyretweetfavorite

mori_kananan |林伸次 @bar_bossa |ワイングラスのむこう側 マリアージュかどうか…! 気にするのがプロなのだろうけど、気にしすぎても食を楽しめない…難しいところ。 https://t.co/xLBo6X8hDd 2ヶ月前 replyretweetfavorite